外壁塗装と天候

お盆休みも終わり、本日より塗装工事の開始となります。

今年の夏は非常に暑く、皆様方もさぞ大変な思いをされていることだと思います。

このお仕事をさせて頂いていると、天候によりお仕事の負荷が非常に変わってきます。(外仕事をされてい方は皆様そうだと思いますが・・)

特に夏場の暑い時期や冬場の寒い時期は正直体に答えます。

よく「塗装工事をしていて、夏・冬どちらの方が辛いですか?」というご質問を会話の流れで聞かれることが有りますが、一概にどちらが良いとは言えません。

と言うのも、若いころは夏場の暑い時はそこまで辛くなく、冬場の寒い時期の方が辛かったような気がします。

しかし、年を重ねるごとに逆に夏場が辛く、冬場の方が楽に感じるようになりました。

年齢のせいだと思いますが、夏場は熱中症で亡くなる方もいらっしゃいますが、冬場に寒くて無くなる方は殆どいないと思います。

また、私が若い頃より地球の温暖化により、夏場の気温が上昇し、冬場の気温も上昇しているのも原因の一つだと思います。

昔は、夏場の暑い時期でも35度越えの日は。ひと夏で1.2日あるか無いかでしたが、近年は35度越えの日が殆どなってしまいました。

逆に冬場は5度以下の日が以前は結構ありましたが、日中で10度以下になる日はほとんどないと思います。そんな訳で、夏場の外仕事は年々辛く感じるようになりました。

さて、天候に左右されるのは外壁塗装工事を同じです。ただ、この場合は気温に左右されるのではなく、天候つまり雨や雪等の自然現象の事です。

お盆明けの今日も生憎の天気で、2日前ほどからニュースで台風が関東直撃するという情報が流れていました。東海道新幹線が運休になるほどなので余程の事だと思われます。

基本、外壁塗装は雨が降っていると作業を行う事が出来ません。

しかし、例外として出来る作業が2つあります。それは「仮設足場工事」と「高圧洗浄」です。この2つは天候に左右されることが無く作業を行う事が出来ます。

ご存じの通り、塗料は水に濡れている箇所に塗装をすることが出来ません。

しかしながら上記の2つの作業に関しては雨が降っていても行う事が可能ですし、この作業を行う事によって、塗装工事の後から不具合が出るという事は100％ありません。

ですから、雨が降っていても上記の2つの作業は基本的には行います。

ただ、本日の様な台風が直撃するような場合は、別となります。

仮設足場は通常の雨であれば、足場屋さんはプロなので自己無くくみ上げる事が出来ますが、強風が吹いている中では組んでいる途中で倒壊する恐れがありますし、仮設足場は大抵の場合はメッシュシートという飛散防止ネットで囲います。

このメッシュシートがありますと風にあおられて、仮設足場が倒れてしまう原因となります。

仮設足場の骨組みだけであれは、どんなに風が吹いても抜けていくので、倒壊する事はまずありません。

皆さんも良く見かけたことが有ると思いますが、台風前になると、近くでリフォーム作業を行っている家が、メッシュシートをまとめて、足場に巻き付けている、これをすることにより、仮設足場の倒壊を防いでいるのです。

しかし、これから台風が最も近づいてくる状況では、組み上げるまでの不安定な時に強風にあおられる恐れもありますし、勿論メッシュシートを貼る事も出来ません。

ですから、本日より外壁塗装を行う予定でしたが、足場屋さんの社長さんから昨日「明日は台風直撃するらしいので順延したい」とのご連絡を頂きました。

天候だけはどうにもなりませので、明日より外壁塗装となりました。

どのようなリフォーム工事でも、外回りの仕事であれば、天候次第では行う事が出来ません。それによりリフォーム工事が多少遅れてしまう事はしょうがない事だと思います。

ただ、ずっと雨が続くという事は滅多にありませんので極端に1ケ月2ケ月伸びるという事はまともな業者さんであればまずありません。

もしそのような事があれば、それは天候で遅れているのではなく、他の理由で遅れているのだと思います。

外壁塗装工事を行う際は、お願いした塗装業者さんにどれくらいの期間がかかるのか良く聞いてい置く事をお勧めいたします。

ある程度の予測を聞いておけば、その期間より大幅にずれ込むことは無いので、工事期間が思ったより長く掛りストレスを抱える事が無いと思います。

お塗り替えをお考えの方は

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