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2024.08.20
目地シール工事の大切さ
サイディング壁の外壁塗装工事を行う上で最も重要な作業は目地ーシールの撤去・打ち替えだと思います。
皆様は外壁塗装を行う理由は、サイディング壁が色あせしたり、割れたりして壁がダメになるから外壁塗装をしなくてはいけないと思う方が多いと思います。
しかし、サイディング壁の場合は特にですが、10年から15年でそこまでの色あせはおきませんし、割れる事も滅多にありません。(但し、だからと言って15年以上経過しているサイディングを放置する事はサイデイング壁をダメにしてしまいますので、当然外壁塗装が必要となります)
サイディング壁の場合は、よく見ると日当たりの良い箇所が特に目地シールの痩せ・亀裂が目立つようになります。
酷い場合ですと目地シールが無くなって上記の写真の様に中が見えてしまっている場合もございます。
こうなってしまいますと、そこから雨水が浸入してしまいます。
通常は下地に防水透湿シートが新築時に入れてありますので、それだけで内部に雨水が浸入する事は無いのですが、経年劣化や新築当時の雨仕舞が悪い場合は内部に雨水が浸入してしまう場合もあります。
また、そうでなくても、雨水が冬場にサイディングの中に入り、凍害(雨水か凍ったり、溶けたりしてサイディングを侵食してしまう現象)を起こし、酷い場合はサイディングの交換にまで発展し、余計な工事費が掛かってしまいます。
先日の戸建ての家でも前回の塗装会社さんがシールの撤去・打ち替えをしなかったので、サイディングのコーナーが凍害によって浸食され、交換しなければならなくなって、結構な工事金額になってしまいました。
このケースはまれにある事ではなく、外壁塗装を行う時に、目地シールを撤去・打ち替えしない場合や、増し打ちで済ましている場合に結構見られ、当社でも何回も見られる現象です。
この様にサイディング壁の外壁塗装は極端にいうと外壁塗装の塗料の質よりもいかにシール工事をしっかりするかにかかっていると思います。
サイディング壁の方はそこら辺をしっかり注意して外壁塗装を考えてみたほうが良いと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。