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2025.04.23
トタン屋根の塗装
外壁塗装を行う場合は通常屋根塗装も行います。
勿論、施主様の御考えとご予算のご都合もありますので絶対とは言い切れません。
しかし、「今回は外壁だけ塗装して、屋根は次回に分けて一回の出費を抑えたい」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、2回に分けることで余計な出費が掛かることになってしまいます。
屋根塗装は、ただ梯子をかけて登って行って塗料を塗るだけではありません。
必ず高圧洗浄を行います。
屋根がコロニアルだろうがトタン屋根だろうが高圧洗浄をせずに屋根塗装工事を行うと屋根の汚れのため塗料の付着が甘くなり、必ずと言っていいほど塗膜の剥離を起こします。
しかも10年前後とかではなく5年前後で剥離を起こす確率が高いのです。
この屋根の塗膜の剥離は長い間放置しても起きる現象ですが、高圧洗浄を行わないと早い段階で100%剥離を起こします。
塗膜の剥離が起きてしまうと、剥離した部分だけケレンをして塗装を行うので、近づいてよく見るとクレーターの様に段差になってしまいます。
屋根は地上から見るとあまりよく見えないので、下から見る分には分から無いのでお気づきにならない施主様も多いと思います。
さらに塗膜で剥離を押さえつけても、今現在剥離していない場所も何年かすると剥離を起こし、上にいくら塗装をしても引き起こしてしまうので、必ず高圧洗浄が必要なのです。
上記の写真はトタン屋根ですが、当然高圧洗浄をしてよく乾燥させてから屋根塗装を行います。トタン屋根でも瓦棒のトタン屋根や折半屋根もあります。
どちらも施工工程は一緒ですが、単価の出し方や、手間が違ってきます。
よく見かける平らな瓦棒のトタン屋根であれば通常の㎡数に単価をかければ数字は出てきます。また、塗装作業もローラー塗装が効きますので、比較的スムーズに屋根塗装を行えます。
それに対して、折半屋根はのこぎりの様にギザギザなので全ての単純に縦×横では面積は出ません。
凹凸の高さにもよりますが、1.3から1.5倍の面積となるときもあります。
㎡数を出して単価をかける出し方か、塗装業者さんによっては縦×横で、手間がかかるので単価を上げて出す方もいらっしゃいます。
どちらが正しい算出方法と言う訳ではありません。
お見積りを依頼した塗装業者さんの算出方法でご納得されれば,良いと思いますし、ご納得できないのであれば2.3相見積もりを取ってみても良いと思います。
いずれにしても折半屋根は通常の平らな屋根よりは費用が掛かりますのでそれを踏まえてお見積りを依頼したほうが良いでしょう
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。