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2024.10.22
正しい外壁塗装とは?
外壁塗装を行う時に塗装会社さんから、塗料の説明をされて、その中で施主様が塗料の選択を行うと思います。
塗装会社さんは「この塗料であれば20年は大丈夫ですよ」等の説明をされて、施主様によってはより良い塗料でお塗り替えをしたという方まも多々いらっしゃいます。
もちろん、塗料には様々なメーカーが有り、様々なグレードの塗料があります。
良い塗料になればよい塗料になるほどお値段はかかってきますが、その分よりきれいな状態で家を保つことが出来ます。
しかし、塗料の質よりも実はもっと基本的に大切なことが有ります。
それは正しい外壁塗装を行うという事です。
この正しい外壁塗装とは、外壁の種類に対して正しい、塗料を使う、高圧洗浄をしっかり行う、塗装の乾燥時間をしっかり守る等の塗装屋さんにしてみれば、至極当たり前のことです。
例えば、サイディング壁にモルタル用の下塗りを塗ってしまうと膨れが起きてしまう恐れがある事や、高圧洗浄をしないで、屋根のコロニアルを塗装しますと、ほぼ100%剥離を引き起こします。
塗料には乾燥時間という物が、それぞれに定められていて、気温何度で何時間空けてから、次の塗装を行うという決まりがあります。
この決まりを守らずに、午前中に下塗りを行い、午後から中塗りを追っかけで塗ってしまうという事をしてしまうと、下塗りが完全乾燥しないで、塗り重ねてしまうので、本来の塗料の効力を失ってしまう事となります。
ですので、大抵の塗装会社さんは3回塗りであれば、1日に下塗り、2日目に中塗り、3日目に上塗りと乾燥時間を取って、3日間かけて3工程をすると思います。
当然それだけでは、昼前後に終わってしまいますので、屋根塗装がある場合は壁の下塗りが終わったら、屋根の下塗りと言う具合に上手く無駄が出ない様に塗装工程を進めて行きます。(基本的に外壁塗装が終わらないと、付帯部分の塗装は養生がしてありますので、全て壁が終わってからとなります。破風板や横樋の様にででいる部分の塗装を行っていきます)
良い塗料を使う事は勿論良い事だと思いますが、塗装会社さんによっては通常の塗料より、2倍近くする場合も稀にあります。
そこまでの差額を出してまでの塗料の効果は期待できないと思いますので、通常の塗料でしっかりルールを守って塗装して頂いてもらった方が良いと思います。
あくまで個人的な見解となりますが、外壁塗装は20年に1回良い塗料を使って塗装するよりは、通常塗料で10年前後のスパンで塗り替えていった方が家にとっては良いと考えています。
塗装会社さんによって考え方は色々なので、何が正解かは分かりません。お客様の御考えもありますので、色々な塗装会社さんのお話を聞いて、総合的にご判断されれば良いと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。