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2024.08.27
色々なベランダ床防水塗装
戸建て住宅やマンションやアパートの外壁塗装を行う時に付随塗装としてベランダ床防水塗装が大抵の場合追加となってきます。
ひと昔前の家であれば、ベランダは鉄骨で出来ていたり、ちょっと新しいとアルミのバルコニーで出来ている場合が多いでしょう。
この場合は下部分は部屋内でなく、部屋外ですのでね防水塗装をする必要がありません。
しかし、最近の家は上記の写真の様に躯体ごとのベランダになっており、床の下は部屋内である事が多いです。
当然ながら、この場合は新築時から何らかの防水加工がされていますので、年数が経てばメンテナンスが必要となってきます。雨漏りでもしたら直に部屋内に浸水してしまうので、早めのメンテナンスが良いでしょう。
ベランダの床防水と一口に言っても、様々な防水形状が有ります。
近年で一番新築時に使われているのはFRP防水だと思います。
今現在の新築の8.9割はこのFRP防水と言っても過言ではないでしょう。
このFRP防水の場合は雨漏りがしていなければ、プライマーと言う接着剤のようなものを塗布して、FRPを保護する塗料のトップコートを塗布して、FRP自体の劣化を防ぎます。当然雨漏りしていればトップコートだけを塗装しても何の解決にならないので、何らかの方法で、防水塗装を施工しなくてはいけません。
上記の写真は以前施工した家ですが、床が塩ビシートになっていました。
戸建て住宅で塩ビシートが使われるのは珍しいパターンですが、決してない事ではありません。塩ビシートの場合も今現在雨漏りをしていなければ、防水塗装をせずに、塩ビシート用のプライマーを塗布し、トップコートで良いと思います。
最後は、ちょっと昔の家で、モルタル剥き出しの場合がたまにあります。
この場合はウレタン防水等で完全に防水塗装をしてあげなければいけないので、防水塗装を行ったうえで、トップコートを塗装するという作業となります。
ベランダの床防水と言っても様々な形状によって、様々な防水塗装方法が有りますので、ご自宅の床はどのような形状で、どのような塗装方法になるのか、塗装会社さんに聞いてみるとよいでしょう。
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