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2024.07.27
外壁塗装の値段
つい先日お見積りのご依頼を受けた時のお話ですが、「外壁塗装工事の値段って、どうしてこんなに会社によって違うの?」と言うようなことをご質問されました。
これはお見積りを提出する先々で聞かれることですが答えとしては「分かりません」としか言いようが有りません。
と言うのも塗装会社さんによって、会社の形態も違いますし、かかる経費も違ってきますので、その塗装会社さんが掲示する金額がどういう内訳なのか分からないからです。
例えば、塗装会社さんが、元受となり、営業オンリーで外壁塗装を取ってきて、下職の一人親方の塗装職人に投げていれば、当然利幅を取らなければ会社としてやっていけないので、お値段が自社施工よりも高くなるケースが多いと思います。
また、下職に投げても自社施工と同等かそれより安い場合は、仮設足場が一側足場(ビケ)の外注ではなく、塗装屋さんが組む単管足場の場合であったりとか、下職の金額を削るという場合が多いと思います。
100万円で受けた仕事を元受が、材料も支給して、下職の一人親方に30万〜40万でやらせていることは珍しくありません。
その場合元受は60万円近くの利幅が出る計算になります。(もちろん一つの例としてで、全てがそうだとは言いません)
先日お伺いした家で、他社さんのお見積りで、30坪の延べ坪の家で、外壁塗装(屋根なし、足場・付帯部部塗装・高圧洗浄込)税別170万円 カバー工法 税別130万円 計320万円前後と言うお見積りを見せて頂きました。
あまりにも高くてびっくりしましたし、施主様も素人ながら、「こんなに高いっておかしいですよね?」と言っているくらいでした。
もちろん高いと思いますしその旨を伝えて、丁重にお断りしたそうですが、塗装会社さんも色々あるのだなと改めて思いました。
また、違うお見積りでは、相場よりびっくりするくらい安い値段で出してきた塗装会社さんがいらして、施主様は「ここまで安いと心配になってくるから断った」と、おっしゃっていました。
もちろん安いに越したことはないし、その値段でしっかり外壁塗装工事をしてもらうのが一番だと思います。
外壁塗装は値段が有ってないものなので、その塗装会社さんが、ギリギリのところで会社が成り立っていくお値段で出しているので、経費が大きければお値段も高くなると思います。
極端に高い業者さんや極端に安い業者さんはちょっと問題があるとは思いますが、相場の範囲内であれば高い・安いはしょうがないのかな、とは思いますね。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。