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2024.07.11
外壁塗装とテラスや車庫
外壁塗装を行う時に家に後付けしたものが多々あります。
今の家には殆どありませんが、昔の家だと掃き出しの窓の所に木製のテラスがあるのを良く現場で見かけます。
その他にトタンの波板(所謂なまこの屋根)で作ってある木造の車庫も昔の家にありがちでした。
今もテラスや車庫はありますが、木製ではなく、アルミで出来ているテラスやカーポートが多く使われています。
アルミで出来ている場合は基本メンテナンスーフリーなので、外壁塗装工事を行う時にそこの塗装部分が追加になるという事はありません。
しかし、昔はアルミなどあまり使われておらず、大抵は木製か鉄製で作られていました。
木製テラスは定期的に塗らないと腐ってきますので、外壁塗装を行う場合は一緒に塗装を行った方が良いです。
そして古いテラスだと屋根部分も塩ビの波板を使っているので大抵は穴が空いていたり、ちょっと触るとバリバリに破けてしまう状態が多いです。
上記の写真のお客様も、穴が空いていて、30年以上経過している様でしたのでお客様の要望もあり、撤去・新規張り替えとなりました。
昔は塩化ビニール製の波板でしたので、経年劣化が激しく、すぐに色あせし、割れたり穴が空いたりしました。
しかし、今はポリカーボネートと言う優れた波板があります。このポリカーボネートとは透明度が高く、丈夫な樹脂として工業用や一般用途で用いられているものです。
従来の波板とは比べ物にならない強度を保つので今は貼り換えるのであればポリカ一択になります。
貼り換え工事のメリットは外した後に塗装できない面も綺麗に塗装できることだと思います。
通常は屋根が張ってある面は当然のことながら、塗装は出来ませんが、取り外すことによってすべての面が塗装可能となります。
また、屋根がある場合ケレンに力を入れすぎると屋根を破損してしまう事もありますし、木部と木部が絡んでいる箇所は刷毛が物理的に入って行かない場合があるので、そのようなケースも取り外すことにより全て綺麗に塗装出来ます。
車庫も塩ビの波板を屋根に使っているアルミのカーポートがありますが、こちらも塗装する必要はありませんが、破損していたりする場合は、ポリカに貼り換えることをお勧めしています。
しかし、もうすでに貼り換えている場合はそんなに頻繁に貼り換えるものではないので、そのままで良いと思います。(仮設足場を組むのに屋根があると組めない場合は、脱着工事を行います。その時に古い塩ビでしたら脱着の際に割れてしまうので否応なしに交換となると思います)
ご予算が掛かる事なの手で必ず施工してくださいと言う訳ではありませんが、ご予算に余裕があれば何時抱えなくてはいけないものなので、外壁塗装の際にお取替えしたほうが安上がりでしょう。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。