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2024.07.08
外壁塗装の色について
外壁塗装を行う時にお客様が一番迷うのが外壁の色と屋根の色だと思います。
通常は使う塗料に外壁であれば提案色と言ってメーカーさんが大体日本の住宅に使われている外壁色又は、塗装しても大失敗がない外壁色という物が乗っています。
屋根に関してはメーカーさんのパンフレットの中からの選択となりますが、(メーカーさんによっては色指定が出来るところも多くあります。ただし、少しお値段が高くなります)
基本的にパンフレットの中の色であればどの色を選ばれても失敗がないと思うので、外壁の色とのバランスを考えての選択となってきます。
外壁色の選択は人によってはかなり迷う方もいますし、あっさり「外壁はこれで、屋根はこれでいいや」とお打合せの最初の方で決めてしまう方もいるので色々な方がいるんだなーと思います。
上記の写真の様に塗装前は汚れているにしても、かなり暗い色でしたが、外壁色を変えるだけでこれだけ家のイメージが変わってきます。
この家に関しては屋根の勾配が緩いので、余り屋根の色が見えず、外壁色と屋根色のバランスは余り考えなくて良いパターンでしたが、家の建っている立地や勾配が急だったりすると外壁色と屋根色ははっきり見えるので、バランスを気にしながらの配色決定となります。
また、写真の様に完全に下屋根が廻っていて、上下が分かれている場合はツートン(2色)にすると言うパターンもありだと思います。
上下2色にする場合基本的には、上が淡彩色(白・クリーム・薄いベージュなど、薄い色)を持ってきて、下は濃い色(茶色・濃いグレー・黒に近い濃い色等)を持ってきた方が重みが出て、バランスが取れます。もちろん施主様の好みなので、上下濃くてもいいし、上下薄くても良いですし、逆に上が濃い色で、下が薄い色でも良いと思います、一般的に多く使われているのが上が薄く、下が濃いのが多いと言うだけで、絶対そうしないとおかしくなると言う訳ではありません。
ただ、一つだけ言えるのが、上下分ける為には必ず写真の様に下屋根が走っていたり、中間の帯(幕板)が全て一回りしている場合でないとお勧めいたしません。
役物で上下がしっかり分かれている場合は、ツートンにしても違和感はありませんが、役物が無いのに、サイディングの線で上下に分けたり、モルタルにテープを貼って分けたりすると無理矢理感が出ててしまい、完成しても余りしっくりこないと思います。(これも人それぞれの感じ方なので絶対ではないので、施主様とご相談の上それでも良いからツートンにしたいと言われればツートンに施工いたします)
また、当社ではツートンにしたからと言って値段がアップするわけではないので(5.6色に分けてと言う場合は追加が発生する場合もありますが)ご自宅がツートンに出来る形状であればお塗り替えの際に一度はチャレンジしてみても良いと思います(その逆で今までツートンであれば一色でまとめてみるのもありだと思います。
せっかく外壁塗装を行うのであれば色を少しでも楽しんで頂ければと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。