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2024.06.13
養生の大切さ
外壁塗装工事をするにあたり、最も気を遣う作業の一つが養生と言う作業です。
養生とは塗装工事をする前に塗装しない部分又はペンキが付いてはいけない部分等にビニールを貼り汚さない様にすることです。
また、塗装する場所でも刷毛がぶつかって段差が出来たりローラーがぶつかって段差が出来てしまうと、塗装した後に仕上がりが汚くなるので養生をして外壁塗装が終わってから、養生をはがし塗装します。
何回も書いていますがこの養生をおろそかにすると後々大変になりますし、仕上がりが汚くなります。
最悪、汚してしまった箇所がシンナーで既存の色や模様が一緒に落ちてしまったりして取り換え工事になる場合もあります。
新築と違い建物は後から役物を取り付けていくので物理的に手が入らなかったり、刷毛やローラーが入らなかったりする場合もあります。
全く手が入って行かない場合は塗装する事が不可能なので施主様に説明してご理解いただいております。
しかし少しでも工夫をして養生が出来れば、手が入るという事は刷毛は必ず入りますので塗る事が出来ます。
仮に養生が出来なくても刷毛で廻りを汚さない様に上手く壁だけ塗る事が出来る場合もあるので状況次第で上手く塗装していく事が大切です。
養生は住んでいる方が出入りしますので玄関先は特に気を使って養生を行います。
ただ、ビニールを玄関タイルに貼って行くと、お年寄りやお子さんが足を引っかけて大事故になってしまう恐れがありますので、滑らない特別なビニールを1枚で貼り、足が引っかかる様な個所は作らない様にします。
また、体の不自由な方や、どうしても床にビニールがあると通り辛いという方の場合は、塗装するときだけシートを敷いて、塗装が終わったらシートを取って通常のタイルの状態にしておくようにします。
新築と違い外壁塗装工事は殆どの場合が居住者ありきで行う事が多いです。なるべく住んでいる方の負担にならない様に工夫しながら作業をし、普段通りの生活を送れるように心がけております。
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