ブログ
2024.01.19
高意匠サイディング
モルタル壁のお客様はあまり関係ありませんが、サイデイング壁のお客様で高意匠サイデイングをご自宅の壁にお使いのお客様に対して今回は書いていきまいと思います。
上記の写真は当社で施工したアパートですが、タイル調の高意匠サイデイングのクリア仕上げです。
高意匠サイデイングの高意匠とは「高いデザイン性」の事で、簡単に言うとただ模様が付いている一色のサイディングではなく、色々な色や柄が複雑なパターンで描かれているものです。
新築の時から一定のパターンで一色で貼っているものであれば、塗り替えの時に塗り潰しても良いのですが、高意匠の場合はせっかく綺麗にデザインされているサイディングなので、出来れはその柄を活かして、尚且つ綺麗に外壁を持たせたいものです。
ですので、高意匠のサイデイングの施主様に関しては基本的にはクリア仕上げをお勧めしています。
上記の写真の様にすごく艶が出て、新築の様に綺麗に仕上がるので大変ご好評を得ています。
これをもともと一色のサイデイングに塗ってもただ、艶が出るだけで汚れ・傷、色あせ等はクリア(透明)なので隠れず出るので塗り替える意味が全くありません。あくまでデザイン性を活かす塗料なのです。
但し、クリア仕上げの場合は条件がございます。上記でも記しましたが、汚れ・傷・色あせなどが透明な塗料の為全て隠れず出てしまうので、新築時から15年位経過しているとクリア仕上げが難しくなってきます。
施主様とお話しして、それでもこの模様を消したくないと言われればクリアでいく事も可能ですが、余りにも状態が酷い時は「やめた方が良いですよ」とお伝えさせて頂きます。
クリア仕上げを行いたいのであれば、早ければ早いほど良いのですが、最低でも新築時から10年以内で行う事をお勧めします。
ある程度の傷であれば、普通のペンキ屋さんであれば、ペンキで色を合わせてタッチアップする事が出来ますので、その上からクリアを塗れば言わなければ分からない程度には仕上げることが可能です。(但しあくまでもある程度の傷・汚れ等)
それ以上に汚れている場合は塗り潰しをお勧めして施工させて頂いてます。
無理してクリア仕上げにして歓声が汚かったらお客さんもがっかりしてしまうと思います。
その様にならない為にも状況によってアドバイスを伝えていくように心がけております。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。