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2024.01.12
ALC壁の塗装工事方法
皆様の家の外壁は何で出来てるかご存じでしょうか?
大体の家はモルタル壁(タイル吹き付け・リシン壁・ソフトリシン壁・リシンの掻き落とし・スタッコ壁)かサイディング壁(高意匠サイデイング・ラムダ・ラップサイデイング)の2通りだと思います。
ただ、1割位でALCと呼ばれるパワーボードの壁が使われている場合があります。
ALCとは高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリートの事です。
分かりやすく言うと旭化成のヘーベルみたいなものです。
今回はALC壁の外壁塗装工事について書いていきたいと思います。
通常モルタル壁は壁にジョイント部分が無いのでシーリング工事は行いませんが、(場合によってはサッシュ廻りに増し打ちシーリングする場合もあります)サイデイング壁は必ず縦目地は撤去・打ち替えし、サッシュ廻りは増し打ち工事を行います。
これを省いて外壁塗装工事を行いますと、後々不具合が出てきますので必須工事となります。
正直言ってサイディングの場合は壁の塗装工事よりこのシーリング工事の方が大事だと個人的には思っています。
お客様の御見積のご依頼もサイディング壁の方は壁の劣化具合よりシールの痩せ・亀裂等の心配している方の方が多く、時にはシールだけ打ち変えてくれと言う方もいらっしゃいます。(もちろん外壁も塗装年数に来ている場合は一緒にやらなくてはだめですよと言いますが)
ALC壁の場合も同じでボードとボードの継ぎ目に新築時にシールを打ち込んでいるので経年劣化で痩せたり、切れたりすれば当然増し打ちをしてあげなければなりません。
目視で大丈夫だからと言ってそのまま塗装工事を行いますと、2.3年は良いとしても次の塗り替えまでの10年〜15年の間にシールが切れる可能性が高く、それによって雨漏りの恐れがありますので、見た目大丈夫でもできればシール工事はやっておいた方が良いでしょう。
但し、サイディング壁と違いALCはジョイント部分が多く、シールのメーター数が多くなるので費用も其れなりに掛かってしまいます。
ですが10年〜15年に一度の事をやらないで後々後悔するより、しっかり工事して次の塗り替えまで安心して過ごしたいものです。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。