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2023.11.01

雨漏りの原因と対策。

ご自宅の外部廻りで一番起きて困る事は雨漏りだと思います。外壁や屋根の塗装工事は雨漏りに比べると緊急性がなく、正直前回塗装から9年を10年にしても10年を11年にしてもそれほど大きく変わりません。

もちろん外壁・屋根でも緊急性のあるものであれば1年も引っ張る事は出来ませんが、雨漏りの場合は次の雨が降るたびに室内に雨が入ると内部木材も腐る原因になりますし、あらゆる家具が濡れますし、クロスはどんどん剥がれていきますし、一度雨漏りした現場に呼ばれたリピーターさんの家は雨漏りにより、クロスが剥げて、ボードに侵食して、その中の断熱材まで水を吸っていたため、断熱材・ボードのカビが繁殖し6畳の部屋がカビ臭くなってしまいました(ちなみに火災保険対応で断熱材・ボード貼り換え・クロス6畳貼り換えを行えました)

今回は過去に在った雨漏りのケースを何点か挙げてみたいと思います。左の写真はサッシュ廻りのシーリングの劣化です。一番雨漏りで多くみられるケースの一つだと思います。お電話で施主様から「先日の雨で窓の上から雨漏りがしている」との事でしたので拝見させて頂くと、サッシュの周りのシーリングが完全に切れていました。

その上は外壁で、水の入る可能性は低いですし、サッシュの部屋の上がベランダなのですが、雨漏りの状況をお伺いすると「雨が降るといつも雨漏りするわけでなく、大量の雨が長時間続き、尚且つ風が一定方向に吹いている時」との事でした。ベランダの床が原因であれば小雨がちょっと降るのではなく、普通に雨が降るときに常に雨漏りするはずなので原因はサッシュ廻りのシーリングだと思われました。

大概サッシュ廻りのシーリングが原因であればシーリング工事で雨漏りは止まりますが、今回の家は前回塗装から約10年経過していましたので、全体塗装工事となりました。

2枚目は屋上陸屋根のシート防水塗装の切れ目です。こちらも当社を贔屓にして頂いてるリピーター様からお電話頂き「雨漏りがするので見てほしい」との事でした。梯子で登ってみて確認したところ、シート防水の繋ぎ目が切れていました。

ですので写真を撮り施主様にお見せしてどのようにするかご相談したところ、「来年全体塗装するからその時にお願いします」との事でしたので、とりあえず、もう一度梯子で屋上に上って速乾プライマーを塗布しコーキングで塞いで、次に 塗装工事するとき防水塗装工事を行いました。

最後は一番分からなかった雨漏りです。こちらも今ではリピーター様ですが 最初にお電話頂いた時に雨漏りをしているとの事。

外壁が陶磁器タイルのマンションで一見RCのマンションかと思っていて、タイルのシーリング工事で止まると思っていたのですが、シールが終わって雨が降っても雨漏りが止まらないので原因を調べていたら、屋上の笠木を取ってみると作りが、ALCでALCの繋ぎ部部の場所だけが防水シートに穴が空いていて、その上が笠木のジョイント部分でしたので、笠木交換し、その際防水シートを全て補修し、新しい笠木を取り付けて無事終了し雨漏りは止まりました。

実際雨漏りしたのは屋上の下の部屋ではなく、その下の部屋でしたのでALCの躯体の中を通り出た場所が下の下の部屋という事でしょう。

雨漏りは入った場所と出る場所がかけ離れている場合が多いので、ありえない場所から入っている場合がありますので専門業者さんを呼んで調査してもらうのが一番良いでしょう

お塗り替えをお考えの方は

相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。

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