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2023.10.16
外壁塗装工事を行いたくても行えない時。
外壁塗装工事を行おうと思っていても、実際に行うのが難しい時があります。それは近隣の方とあまり良い関係でない時です。
お見積り依頼があり、日程を決めて現調にお伺いした時に塗装工事について一通りご説明しご質問に受け答えして後日宅の㎡数やメーター数等必要な数字を拾い終わった後に必ず施主様にお聞きするのは近隣の方との関係です。(特に隣接している家)
当然ご契約して塗装工事を始める前に、案内文書と当社のタオルを持ちご挨拶はしますが、そもそもご近所の方との関係が良くない場合、塗装工事をするのが難しくなります。ほとんどのお客様はご近所方も「お互い様ですから、大丈夫ですよ。」と言ってくれますし、文句を言う方は殆どいません。
しかしながらやはりその方々にしかわからない確執等がありますと、塗装業者としては何もできないのが現状です。あるお見積りを行ったときに施主様から「お隣とは色々あって一切コミュニケーションを取っていない」との事。現調で丁度真横にお隣のお車があり、どうやっても車のビニールシートをかけないで塗装工事をすることが不可能な状況でした。
「お隣のお車にビニールシートをかけさせて頂く事は可能でしょうか?」と伺った所「できれば触らないでやってほしい。日中出ていく事が多いのでその時に進めてほしい」と言われましたが、ビニールをかけないで塗装工事をすれば、高圧洗浄で水や汚れが付きますし、塗料を塗れば飛散してお車につく恐れがあります。お車がいなくなってもいつお戻りになるか分かりませんので工程が組めません。
塗装工事を行おうとして2液タイプの塗料を撹拌した後にお車が帰ってきたらその塗料は硬化して使えなくなります。ですので「出来るならば喜んでお仕事をお受けしたいのですが、当社ではなかなか難しいのでお隣さんの了解を得てからまたご連絡下さい」と言って帰社しました。
このような感じてご近所とあまり関係性が良くないと、今回はお車でしたが、そもそも関係性がこじれていると、騒音でしたり、臭いだったりでももめる場合がありますので泣く泣くお仕事を辞退させて頂く場合もあります。
まぁ、これは極端な事例で、大概は施主様と塗装業者で或いは塗装業者単独でご挨拶に行けば工事を進められます。塗装工事を円滑に進めることにご近所のご理解とご協力は不可欠なのです。
お塗り替えをお考えの方 相模原市で外壁塗装工事のプロフェッショナル川口塗装株式会社
お気軽にご相談ください。