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2023.10.12
外壁・屋根塗装の色の組み合わせ
外壁塗装工事をお客様から受注を頂いて一番お客様が迷われるのは色だと思います。半分くらいのお客様は今現在と同じような色でいいとおっしゃりますのでお客様と一緒に外壁・屋根の色見本をご自宅と見比べて大体一番近い色を教えてあげます。
ぴったりの色はなかなかありませんし、塗り替えるという事は色褪せもあり、汚れも出ていて感じがつかみにくいと思います。ですので近い色を軸にもう少し明るい色・もう少し暗い色、もう少し薄い色・もう少し濃い色などを2.3ピックアップして差し上げその中で一番お客様がしっくりくる色を選ばれます。
また、お客様のほうから「これはどう?」みたいな感じで質問されることもありますので、「今現在よりも赤色が強く出ている」、「今現在よりも少し青色が入っている」等の細かい説明もします。大体今現在の色を基準に選ばれる方はそんなに迷わずすぐにご決断されます。
残りの半分はせっかく塗り替えるのだから、全く違う色味にしたいというお客様です。この場合はもともとイメージが出来ている方は結構早めに決まるのですが、なんとなくのイメージですと色見本が結構小さいのでなかなかイメージがつかめないようです。
昔はパソコン特殊なソフトでカラーシュミレーションで色見本の色で見せてあげていたこともありましたが、まず画面で見る色と実際の色が違いすぎるというのと、プリントアウトするとさらに違う色に見えてくるという問題点があるので今はあまり使っていません。
正直、赤色の壁と青色の壁位違う色であればイメージはつかめますが、微妙な色は全く分かりません。そもそも今の時代ですと普通に無料でパソコンでカラーシュミレーションのソフトが使えるので興味がある方はご自分で既にやっている方が多いです。
色は広がると薄く感じるので外壁色を選ぶときはイメージよりも一段階濃い色を選ばれたほうが良いです。また、外壁パターンによっても同じ色を塗っても違う感じに見えますのでなかなか色選びは難しいと思います。
半分はつるつるな外壁で半分は目が粗くざらざらの外壁パターンで同じ色を塗ると違った色に見えるのです。また、定番のクリーム・ベージュ・グレー・アイボリー・薄い茶色等を選んでおけばまず失敗はないですが、原色に近い色(赤・青・黄いろ)やその系統の派手な色を選ばれると中々難しいと思います。派手な色ほど色見本で見るより実際の塗料のほうが派手にきつく見えるのでびっくりされることがたまにあります。
あとは外壁色を選んだ後にそれに合う屋根の色(定番は黒・茶・グレー・紺・深緑)を選ばれればよいと思います。基本屋根は重くしたいので濃い色にするのが定番です。汚れも目立ちませんしね壁とのバランスが取れるからです。
今度書きますが、屋根には遮熱塗料があるので塗料メーカーによっては遮熱対応塗料を選択すると薄い色のほうが効果を発揮しますのでバランスより実益重視で良いと思います。
色はお客様のイメージなので最終的にはお客様の判断になります。お客様の頭の中は私共には見えませんので、アドバイス的な事しかお手伝いできません。せっかく塗り替えるのですから色々ご近所の配色をみて参考にして我が家を理想通りに塗り替えて頂ければ嬉しいです。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。