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2023.10.11

外壁塗装工事の木部・鉄部塗装

外壁塗装工事を長年していると色々な材質の家がある事が分かります。屋根ですと、和瓦・洋瓦・セメント瓦・トタン屋根・コロニアル屋根・ガルバリウム鋼板屋根・ステンレス屋根・アスファルトシングル屋根等様々な材質の物があります。

壁ですとモルタル・窯業系サイディング・金属サイディング・ラップサイディング・ラムダ又は今はあまり見かけませんが木の羽目板で出来ている壁などこちらも色々あります。

今回は今現在では新築時の取り扱いがほぼない 木部・鉄部の塗装工事について書きたいと思います。

一般的に外部に木部・鉄部が使われている家は築40年から50年前の家です。当然家は4.50年では倒壊しないし、大抵の施主様は定期的に外壁塗装・屋根塗装又は内部の水回りのリフォームをし現在も住まわれているので当社にも外壁塗装工事依頼が結構あります(7割はリピーターさんです)

外部に木部・鉄部が使われている家は今のモルタルのみの家・サイディングの家と比べて寿命が短いので比較的早い段階での外壁塗装工事をお勧めしています。

通常 モルタル・サイディングの家は モルタルであれば壁のチョーキング(白い粉が浮く)サイディングであればシーリングの劣化・サイディングの劣化及び屋根が塗り物であればそれらをトータル的に見極め外壁塗装工事を検討していきます。

ただ、外部に木部・鉄部を使用している場合(破風板・木枠・玄関ドア・木格子・濡れ縁・鉄格子・ベランダ鉄手摺)は基本的にそれらを中心に外壁塗装工事を検討していきます。

なぜなら木部・鉄部はどんなに良い塗料を塗ってもモルタルやサイディングを塗るのと違いもたないからです。木部・鉄部は3年サイクルで塗装するのが理想ですが、あくまで理想なので5.6年に1回は塗装したいものです。

しかしながらその頻度で外壁塗装工事を行う方はいませんので、どうしても外壁塗装と同時にと考えると、8年〜11年位になってしまいます。

木部・鉄部が足場が無くて塗装できる箇所であれば弱っている箇所に部分塗装を行えばよいのですが、破風板などは2F建てであれば大抵は足場がないと届かないのでどうしても外壁塗装屋根塗装と同時施工となります。

雨風が当たらなかったり(玄関など)日差しが余り当たらない箇所は10年経っても大丈夫なケースも多々あります。ただ逆の雨風が当たり、日差しも強かったり水が溜まりやすい箇所等は殆どは10年持ちません。ですから外壁塗装を9.10年位で行い、上記の写真の様な木枠であれば腐っている部分(大抵は水が溜まる戸走り)部分交換してもらいその後塗装工事、破風板の場合も上記の写真のような状態を無理に塗装しても早ければ3.4年で同じ状態になります。

大体破風板が腐ったり、穴が開くのは褄側の言って雨樋がついていない山型になっている家の正面・裏面箇所です。雨樋がついていない為雨風が直接当たるので褄側の木製破風板は必ず傷みます。その場合は板金屋さんトタンを被せてもらえば10年は写真のような状態にはなりません。

雨樋がついていて、板金の被せが難しい時は大工さんに部分補修で交換工事で良いと思います。鉄部に関しては木部よりは持ちが良いので、しっかりケレンしてエポキシ錆止めを塗り上塗りをすれば大丈夫だと思います。

また、ご予算に余裕がある場合は鉄手摺・鉄バルコニーをアルミに変えればメンテナンスは不要となります。当社ではご希望されれば鉄部・木部の材料を刷毛と一緒に塗装工事完了時にお渡ししています。

その材料で1年に1回で良いので錆が出ている箇所、塗膜が劣化してきた箇所をタッチアップと手上げるだけで全然もちは違います。

鉄部・木部のある家はご自分で少しでもメンテナンスをしてあげれば家の寿命は何倍にもなると思います。

お塗り替えをお考えの方は

相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。

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