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2024.02.22

屋上のウレタン防水塗装工事

以前ウレタン防水塗装のメリットや防水工事と防水塗装工事の職種の違い等について書かせて頂きました。今回はEマンション屋上防水塗装工事の工程や注意点等を書いていきたいと思います。

まず塗装時期ですがウレタン防水塗装の塗装時期ですが基本的には何時でもよいのですが、やはり雨が多いと予想されるときや真冬の寒い時期はあまり向いていないと思います。

屋上や屋根などの少しでも雨が降ると当たる場所の塗装は天気予報とにらめっこになります。

コロニアルの屋根塗装などは屋根の塗料がものすごく乾きが早いので気温が10度以上あれば3.40分で表面が乾くので雨の心配は気を使って塗装すれば問題ないです。

しかしウレタン防水は2液タイプ(当社は2液タイプを使います。主剤と硬化剤に分かれているものです)の物でも防水性を高めるために標準塗布量が多いのでそんなに簡単硬化しません。

ですので雨が降る恐れがあるときは施工を行わないのが通常です。

また、寒い時期は2液タイプを使うので硬化はしますが、通常一晩おけば完全硬化するものでもあまり寒いと2晩置くようになります。

これは硬化する時間で防水性については問題ないので施主様には関係ありませんが、施工業者は次の日防水した平場に乗る事が出来ないので1日仕事が出来なくなり時間のロスが出ます。(ウレタン防水塗料には夏用・冬用とあり夏場は暑いのでゆっくり硬化するようにできており、冬場は寒いのでなるべく早く硬化するようにできています。それでも真冬の寒い時期は1日では硬化しません)

また、少し特殊な例になりますが、当社で屋上ウレタン防水を行ったマンションで11月位に行ったのですが近くに銀杏の木があり最初は風が吹いてなく落ち葉も無かったのですが、作業して何日目かに木枯らしが強く吹き部分的に分かれていた防水塗装が硬化する前に落ち葉だらけになり次の日は落ち葉の撤去から始まり、もう一回ウレタン防水を流し込みという事がありました。

分かれている20㎡くらいだからある程度で掃除は終わりましたがメインの平場の大きい所だったら掃除だけで2日以上尚且つ 材料ほとんど取り直しになる様でした。

ですから冬に入る前で近くに森・林等気がある場合は避けたほうが良いかもしれません。これは特殊だと思いますが。

さて、ウレタン防水塗装の手順ですが、何回も申し上げてますが、塗装工事は洗浄が大切なので高圧洗浄にて汚れ・苔カビ・ゴミ等を除去します。これを怠ると後の剥離等につながりますのでしっかり落とします。しっかりと乾燥させた後に 下地処理です。

割れがあればコーキング等で埋めます。そしてプライマーと言う下地材、これは屋上表面とウレタンの密着性を高める役割をします。

この後は業者さん、塗料メーカーによって違うかもしれませんが、ウレタンをローラーで薄く2回塗るか、特殊なローラーと工具で所謂流し込みで厚くつけて1回塗りかをします。(基本的には1㎡の標準塗布量を満たしていればどちらでも構いません。業者さんのやり方次第です)

通常の気温なら1日おいで次の日に仕上げのトップコートを塗って終了となります。(冬場は次の日に乗る前に硬化しているか確認してから歩くの無難です)

以上がウレタン防水塗装工事の塗装時期と塗装方法となります。

陸屋根で防水が心配な方や雨漏りしている方は 

相模原市で外壁塗装専門の川口塗装株式会社にご相談ください。

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