ブログ
2023.08.16
外壁塗装による近隣トラブル④
外壁塗装による近隣トラブルの最後は戸建て住宅とは少し事情が異なる集合住宅(マンション・アパート又は貸家)のケースです。
普通の戸建て住宅は前回もお話ししました通り、事前に近隣居住者様にご挨拶めご説明をしご理解を頂き、施主様と対話することで大体の事はスムーズに施工が進みます。
しかしながら、マンション・アパート及び貸家等になるとまたケースが違います。貸家は1棟でもテラスハウスの2棟でも まず大家さんから外壁塗装工事の説明をして頂き、その後外壁塗装会社が工程の説明をすればよいので手間が一つ増えるだけでそれほど難しくありません。
しかし、マンション・アパートは大家さんが全ての居住者を把握しているわけではないので、大概は管理会社さんに任せいると思います。従いまして、外壁塗装会社は管理会社に外壁塗装工事の工程表と居住者に配布する案内文を提出しその後各戸に案内文を配布して塗装工事に入って行くという流れです。
この時一番質問が来るのが ベランダに洗濯物は干せるのか?という物なのであらかじめ案内文に〇日から〇日迄はベランダに洗濯物は干せません。と謳い、その上で ベランダ面の施工が終わり洗濯物が干せる状況になりましたらその時に再度案内文を配布させて頂きますと書いておきます。
もちろん雨天順延も忘れずに書いておかないと雨天でずれ込んだ場合苦情が出ますので。また、集合住宅にお車がある場合はお車にビニールをかけさせて頂く旨も書いておきます。駐車場を集合住宅の方でなく外部の方に貸し出している場合は管理会社さんに連絡しその旨の了解を取って頂きます。
集合住宅が分譲マンションか賃貸マンションかで色々対応が変わります。基本分譲マンションは管理組合を区分所有者で構成していますので、外壁塗装工事に関しても事前に総会・理事会で会議して決定しているので理事長さんと対話していればあとは理事長と理事会の方が連絡してくれるので比較的居住者の方も知っているので色々な面でスムーズに施工が進みます。賃貸マンションや賃貸アパートはそういう管理組合みたいなものはないので基本管理会社さんと外壁塗装会社から一方的に案内文配布や掲示板への貼りだしとなるので忙しく見ていなかったりすると全く外壁塗装工事を知らない方もいらっしゃるので、工事期間に見かけた方には基本的にお声がけさせて頂き簡単にご説明させて頂いています。
また、知らないゆえにベランダにある荷物をしまわれていない場合も多々ありますのであまり多い場合はお声がさせて頂きある程度中にしまって頂き、不可能なものは何とか足場置いたり恥に寄せたりして対応しています。
そしてこのことで肝心なのが動かしたものの後です。外壁塗装工事ですので動かすのはしょうがないとしてもその後適当に置いておくと必ずトラブルとなるので寸分たがわずとは言いませんがある程度綺麗に現状修復に努めます。
又、これは戸建てにも言えることですが、当社ではベランダ面での作業はなるべくしゃべらずに行うことにしています。戸建てでも、集合住宅のベランダ面でも、業者さんが大きな声でしゃべっていると不快に感じるものです。実際当社でも協力業者さんが入ったときに仕事と関係ない話をおお声でしゃべっていると苦情が出たことが数回あります。このご時世リモートも多いので苦情がでるのも当たり前だと思います。協力業者さんには注意してそれからはありませんが、トラブルを避けるためにはなるべく注意したいものです。
以上が集合住宅のトラブルの注意点や対策です。
マンション・アパート等の集合住宅のお塗り替えのご相談は
相模原市の外壁塗装専門 川口塗装株式会社にメール・電話・ラインでお気軽にご相談ください。