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2025.06.03
様々な塗料
外壁塗装を行う場合は大抵、2.3社から相見積もりを取ると思います。
そこでそれぞれの塗装会社さんが使用する塗料について、お客様は迷われると思います。
色々なメーカーがあり、色々な塗料名が有りますので塗装関係に詳しくなければさっぱりわからないというのが当たり前だと思います。
当社のお客様でも「一体何が良くて何が悪いのかわからない」と言われるお客様も少なくありません。今日はその辺についてざっくり書いていきたいと思います。
まず、外壁だろうと屋根だろうと塗料は大きく分けて2つに分かれます。
それは溶剤系と水性系です。
溶剤系というのは皆さんがわかる言葉で簡単に表すと「油性」つまり、油で出来ているものです。
この溶剤系にも2種類あり、一つは強溶剤でもう一つは弱溶剤という物です。
強溶剤は簡単に説明すると、所謂ラッカーシンナーの様に強いにおいを発するものです。
この強溶剤は最近ではあまり使いません。
臭いがきついので壁や屋根に使用する事は滅多にありません。
今壁・屋根に使われている溶剤は弱溶剤の物ばかりだと思います。
臭いが余りなくて、住んでいる方やご近所さんにもご迷惑をかけません。
ただ、この弱溶剤でも臭いに弱い方は、ダメと感じるかもしれません。外壁塗装を行う場合、養生で窓をビニールで塞いでしまうため、臭気がこもり敏感な方は気持ち悪くなる場合もあると思います。
もう一つの水性系は読んで字のごとく水で出来ている塗料です。
当然、乾く前に水で洗えば落ちてしまいます。
ですから、非常に弱い塗料と思われると思いますが、実際乾いてしまえば落ちることはあり得ませんし、乾きが以上に速いため雨に打たれて流されるという事もありません。
実際昔の水性塗料は乾きが遅いので、夕立で少し流されるという事もありましたが、今の塗料は昔の塗料と違い気温にもよりますが、塗って15分もすれば乾燥してしまいます。
また、上記にも書きましたが溶剤系と違い臭いが全く出ませんので、臭いに敏感な方や、集合住宅等を外壁塗装する場合にはお勧めしています。
集合住宅の場合不特定多数の方が住まわれていますので、その中に臭いに敏感な方がいて、溶剤系塗料を使用してトラブルになるケースが有りまスので、水性系の塗料をお勧めしています。
今現在は溶剤系・水性系どちらの塗料も使用されていますが、ランクが一緒であればどちらを使用しても大差はないと思います。
塗装会社さんは自分の経験で「このメーカーのこの塗料が一番いいな」と思い、お客様にお勧めしていますのでシリコン・ラジカルである程度知名度のあるメーカーさんであればどの塗料でも問題ないと思います。
塗装会社さんの説明を聞いて、分からない事は質問してご納得の塗料を使用すればよいと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください