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2023.12.02
外壁塗装工事はなぜトラブルが多いのか?①
外壁塗装を含む住宅のリフォームにおいては、非常にトラブルが多く、残念ながら、悪質な業者も存在しています。今回は外壁塗装工事のトラブルと未然に防ぐ方法をいくつか順に追ってご紹介したいと思います。
①契約時のトラブル
ご自分でお電話・メールで塗装業者さんに連絡を取ってお見積りをしてご契約をした場合は特に問題が発生しませんが、よくありますのが、訪問販売(営業)の人がアポなしでやってくる場合です。このような営業は色々な手口がありますが、悪くもない所を「このままだと家がダメになる」等の脅し文句を並べて施主様を不安にしてお見積りを提出するパターンが一番多いです。そして、この手の業者はすぐにお見積りを出して、その場で契約をさせようとします。時間を置くとと誰かに相談したり、相見積もりを取られて金額の比較をされたりしてしまうと困るからです。ですので、基本訪問販売の方は相手にしないで、インターホン越しに「今忙しい」などの理由を付けて対面しないことです。対面してしまうとなかなか帰らない人もいるようなので出来れば合わないほうが断りやすいです。また、その方が信用できそうでした、お見積りを取るのは構いませんが、最低でも2.3社から相見積もりを取って検討してください。そうすれば仕事の内容や金額のどこが違うのかの比較ができますし、すぐ契約するには至らないからです。
②外壁色のトラブル
塗装工事特有のトラブルですが、ご契約時以降に外壁色・屋根色のお打合せが必ずあるのですが、屋根の色は外壁色と違い色がはっきりしているし、下地が大抵はコロニアル屋根なのでそうそうイメージから外れることはないです。当社でも屋根の色で「なんかイメージとちがうな」と言われたことはないです。ただ、外壁色は多種多様な色があり、下地のパターンゃ光の加減によって色の見え方が違ってきます。大抵は色見本をお渡しして施主様のイメージでアドバイスをしてあげて施主様が決定するという流れですが、色見本はとても小さいので実際に塗ってみると感じが違って見えます。色は広がると基本薄く感じるので色見本よりも一段濃い色を選ばれるとよいでしょう。それでも、イメージがわかない場合はメーカーに頼んでA4サイズの実際の塗り板を取り寄せてもらえばよりイメージがつかめると思います。(メーカーによっては有料なので、塗装業者さんに聞いてみてください)
外壁色はイメージ通りに行くのが難しいですが、塗装業者さんのアドバイスと塗り板等で納得のいく色で塗り替えて下さい。
③近隣トラブル
これこそ未然に防げるものなので、しっかりと業者さんに確認しておいてください。まず、塗装工事前の近隣居住者様へのご挨拶です。塗装工事を行えば、騒音・交通などで少なからずご迷惑をお掛けします。ですので事前に挨拶をしっかりしてもらうように塗装業者さんお願いしましょう。挨拶をせずに塗装工事を始めれば不快に感じる方もいらっしゃいます。小さな不満が、大きな不満となり予想外のトラブルに発展する恐れがありますので挨拶は欠かせません。また、隣接しているお隣さんは仮設足場のメッシュシートをしっかり確認し、塗料が飛散しない様にしましょう。あまりにも近い場合はお隣様に声を掛けて汚す恐れのある場所に養生をさせて頂くと安心です。お車も同じで塗装工事中はお車にビニールシートをかけさせて頂くようにお声がけして、脱着の際も塗装業者さんに細心の注意を払ってもらいましょう。
特別難し事ではなく普通に行えばだれでもできて、トラブルを未然に防ぐことが出来ることです。塗装工事前に業者さんに上記の事をして頂くようにお願いしておくとよいでしょう。
次回はこの続きを書きたいと思います。
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