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2023.11.07
陸屋根の雨漏の対処法
以前とあるマンションの理事の方からお電話を頂き、「屋上の下の階の方の天井から雨漏りがするので見てほしい」と言われたので現調しに行き、屋上に梯子で上がって状態確認と雨漏りした部屋を見せて頂きました。
どう考えても屋上の平場以外考えられず、そのことを伝え、以前防水塗装からもうすぐ10年経つらしく、雨漏りをしている部屋の上の平場が目視で前回の防水層が無くなっているような状態(ウレタン防水層が薄く残って下地の形がうっすら見えている)でしたので、とりあえず薄くなっているその部屋の上の15㎡位を防水塗装をかけて、止まればそれで良いし、そこで止まらなければ全体的に防水塗装を考えるという事でお話がまとまり、施工させて頂きました。
本来は雨漏りはとんでもない所から入り、出るのもかけ離れた場所から出ることが有るので、基本全体的に防水塗装をかけますが、大きいマンションで全体防水塗装を行うと〇百万円掛ってしまうので、とりあえずの何万円の工事で様子を見ることで決定いたしました。
その後、部分防水塗装工事を施し、雨が降るのを待ち様子を見ましたが、やはり雨漏りは止まらずでした。管理組合様と相談の上、「どのみちもうすぐ10年という事は防水塗装工事をやる時期なのでここで少し早いが施工しましょう」となりました。
そこから工程を組み、日程が決定したので理事長様にご連絡し、理事長様が理事会で報告して管理組合にお知らせするという流れだと思われます。
ここの屋上防水は前回塗装がウレタン防水でしたので、今回も特に管理組合様からご指定が無かったのでウレタン流し込みで行いました。
まずどんな塗装工事でも必ず行う高圧洗浄でトルネードノズルを使用し、汚れ、コケ等を除去し、ジェットノズルで汚れた水をドレンまで流し込み、流れないものは手で拾います。
乾燥させた後、プライマーと言う、ウレタン防水を密着させる塗料を塗布し、乾燥させてウレタンを標準塗布量で流し込みます。
その後に最後の仕上げでトップコートという保護膜材をこちらもまた、標準塗布量通りに塗って行きます。通常ウレタン防水を新規でかけるときは、通気の脱気筒又は、脱気盤を規定通りに取り付けなくてはなりませんが、こちらのマンションは前回以前に脱気筒がついていたので、今回の防水塗装工事は本当に塗料のみの工事でした。
その後雨が降ったときに様子を危機にお伺いした時は雨漏りはしていないとおっしゃっていたので安心しました。
マンションでなくてもご自宅の屋根が陸屋根(平な屋根)の場合はどんな形にせよ定期的に防水塗装工事が必要なので年数が経っていたり、気になる点がある様であれば、専門業者に診てもらった方が良いと思います。
防水塗装工事をお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。