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2023.11.06
洋瓦の塗装工事及び修繕工事
大分前になりますが、外壁塗装・屋根塗装工事のお見積りのご依頼を受けて現調し、通常通り屋根を見て、外壁を拝見して、全ての数字を拾いお見積り提出しました。
後日有難いことにお仕事を頂き、工期を段取り、足場屋さんに仮設足場をしっかりと建てて頂き次の日から高圧洗浄で塗装工事に入る予定でした。
いつも通り高圧洗浄で屋根のコケ・汚れを落としていると屋根の棟の中から土がやたらと出てきたので全て高圧洗浄が終了した時に1ケ所棟を開けてみると中の土みたいなものがぐずぐずになっていてとてもこの状況を放置して、屋根塗装工事を行う事は出来ないと思い、施主様に写真を見せて棟を開けないとわからない場所と報告しました。
わざわざ棟を開けなくても屋根塗装工事には支障はなかったのですが、せっかく仮設足場を組んでいますし、やるやらないは施主様の判断で塗装業者としては、報告義務がありますので塗装工事の日程は遅れますが「塗装工事ではないので、瓦屋さんを呼んでの工事となりますがどうしますか?」とお伺いを立てた所「何かあっても困るし直さなきゃいけないものなら足場が有るうちに直して下さい」との事でしたので急遽、瓦屋さんを手配して忙しい中、瓦屋さんが来て現状をみて棟全部ダメらしく全て開けて、中を補修してまた被せる工事すればよいとの事でした。
また、棟の釘が多数抜けていたので開けたついでにかぶせる時に釘の補修もできるので丁度買ったと思います。
今回たまたまが外壁塗装工事を行い発覚しましたが塗装工事を行っていなかったら、釘が無い状態や棟の中の状態は分からず、台風が来た場合瓦の棟が飛んでいく可能性もあるそうです。瓦屋さんが作業を終えないと屋根塗装工事は行えないので外壁塗装時を瓦屋さんの邪魔にならない様に進め、棟の中の修復と棟を被せ釘を打ち継ぎ目にコーキングをして水が入らないようにして完了後、屋根塗装工事の下塗りから始めさせてもらいました。
現調時は今回のような特殊な瓦の状況の場合は棟の中や見えないところまで注意しないといけない事があると勉強になりました。
多分瓦工事のお見積りで瓦屋さんがお見積りに来ていたらすぐにわかったのでしょう。大概目に見えるヶ所でおかしい箇所は施主様に付随工事としてご報告するのですが、塗装工事のお見積りではそこまで気づきませんでした。
ご自宅の屋根が瓦の場合は10年に一回位、又は、目視でおかしいと思われたときは専門の瓦屋さん見てもらった方が良いでしょう。
今現在瓦をいじれる業者さんが非常に少ないのでもし、お困りであれば当社へご連絡下さい。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください