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2024.11.21
最近の流行
外壁塗装を行う際に塗装する色を決める事が施主様の一番の仕事となります。
塗装の種類や施工の仕方等に関しましてはどんなご質問でもお答えできますし、ご説明する事が可能です。
しかしながら、外壁色に関しましては施主様の好みとなりますので、何が正解で、何が不正解という事はありません。
よくお客様に「分からないからプロが良いと思う色を選んでください」と言うようなことを言われますが、実はこれが一番困ります。
上記でも申し上げましたが、「色」という物は住んでいる方の好みになりますので、一概に「これが良い」と申し上げる事が難しいのです。
ですから、そのような事を言われた場合はなるべく施主様とコミュニケーションを取り、施主様がどのような家をイメージしているかを出来るだけ把握して、アドバイスをして差し上げるようにしています。
この「アドバイス」はあくまでも助言なので、最終決定は施主様が当然しますし、こちらからは「この色が良いからこれにしましょう」という事はありません。
あくまでも「アドバイス」なので参考程度にして頂いて、最終判断を下して頂ければ良いと思います。
また、家のつくりによっても、合う色や合わない色が存在します。例えば昭和の時代に建てられた家は、基本的に和風つくりの家が多いので、木部を使われていたり、屋根が和瓦で出来ていたりする建物が多いと思います。そのような家に派手な色(黄色や水色やピンク等)を塗装しても全く家と合わないので、そこらへんはアドバイスさせて頂いております。
そのような派手な色が合うのは屋根がスレート瓦だったり、洋瓦だったりの家で、尚且つサッシュが白か黒で出来ている場合に限られてしまいます。
勿論それを踏まえたうえで、そのような色を選択されたのであれば、冒頭で申し上げた通り、決めるの施主様なので良いと思います。
色にも流行があり、昭和から平成前期は和風の家が多かったせいか、クリーム・ベージュ等の色を使っている家が多かったと思います。
家のつくりや使用しているサッシュの色が白や黒等の洋風なつくりで建てられている家が増えてきたときは、薄い黄色や水色、緑、ピンク等が多いと思います。
最近は濃いグレーが流行みたいで、当社のお客様でも結構な頻度で使用されている方がいらっしゃいます。
私個人の意見ですが、この濃いグレーは是非お勧めしたい外壁色です。しかも、この濃いグレーを使用した場合は艶消しを使用する事を強くお勧めいたします。
艶を消すことでマットな感じに仕上がり、シックな家に落ち着いて見えます。
あくまでも個人の意見ですので、施主様が好きな色を選ばれれば良いと思います。
せっかく外壁塗装をするのであればお気に入りの色で塗装して10年間納得のいく家で過ごされるのが良いと思います。