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2025.06.25
集合住宅の階段・廊下 共用部分
塗装会社は全体の8割以上が普通の戸建て住宅の外壁・屋根塗装で占めていると思います。
残りの2割が、店舗であったり、マンション・アパートの様な集合住宅であったり、工場の様な場合もあります。
これらの塗装工事は戸建て住宅を塗装する場合とは少々異なります。
「塗装」すると言う作業工程は大抵の場合は変わりませんが、それまでの段取りや、塗装方法等が異なります。
先日とある集合住宅の管理組合さんからのご依頼で、解放廊下と階段の壁と天井を塗装してほしいとの事でお見積りし、受注を受けさせて頂きました。
ここで、戸建て住宅であれば、施主様一人と会話して段取りを進めて行けるのですが、集合住宅の管理組合様の場合は基本理事長様とお話しして、必要であれば理事の方にも集まってもらいご質問等をうけてご説明いたします。
大規模改修工事のように規模が大きくなってくる場合は管理組合さんの総会に出てご説明する場合もございます。
このご説明が終わって施工開始となる場合も、戸建て住宅の場合は近隣居住者様へのご挨拶だけで済みますが、集合住宅の場合はそこに住んでおられる方もいらっしゃるのでそちらにもご連絡・ご挨拶が必要となってきます。
勿論管理組合様にもお手伝いして頂きますが、全てがオーナー居住者ではなく賃貸の方もいるので外壁塗装工事を行うための連絡が大変となります。
掲示板を見ない方もいらっしゃいますし、配布物も捨ててしまう方もいるので、極力理事の方々に間に入って頂いてトラブルの無いように外壁塗装工事を進めて行きます。
また写真の様に廊下や階段を塗装する場合は戸建て住宅の場合は施主様家族にご注意を促して、養生をしたり、塗装工事をしますが、集合住宅の共用部分は不特定多数の方が、不特定な時間に通りますので、養生を全てして塗装工事をするわけにはいきません。
夜暗い時にお子様やお年寄りの方が養生に足を取られて転んだり、ビニールの上で滑ってしまったりしては大変なことになるので、基本的には床の養生は動線以外の最小限にして、シートを移動しながら塗装工事を進めて行きます。
正直、全て養生をして塗装工事をする場合より何倍も手間がかかりますが、集合住宅の場合はしょうがないと思います。
塗装会社さんによって色々なやり方があると思いますが少なくてもどこの会社でも戸建て住宅と集合住宅とでは外壁塗装の工程が若干違うと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。