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2024.04.25
雨漏り
1年以上前の事ですが、リピーターのお客様から、「貸している店舗の天井から雨漏りがするらしいから見てほしい」とのご連絡を頂きました。
オーナーさんから賃借人の方に連絡を取って頂き、現調にお伺い致しました。
現場は4棟のテラスハウスで、左から2番目との事。
テラスハウスとは外から見ると1棟の建物なんですが。中で間仕切りで仕切られている建物、つまり、2F建ての戸建てが隙間なく4棟つながっているアパートのようなものです。
アパートと違い大概は所有者は各々別で成り立っています(もちろん1オーナーの方が持っていて貸しているケースもあります)
これを見て、屋根からの雨漏りであれば大変だなと思いました。
なぜなら屋根は4棟全て一緒の屋根で普通にみれば大きい1棟の屋根です。
なのでどこから漏っているかも分かりませんので、仮に当社のリピーターさんの持ち分の屋根を修復しても他の家の屋根から雨水が浸入し、その雨水が出てきたところがたまたま、リピーター様の家でしたら何回屋根を修復しても雨漏りは止まらないからです。
その場合は、全ての屋根をカバー工法で工事しないと雨漏りは止まりません。
それには全てのオーナー様と話して工事をしなくてはいけないので提案したオナー様は結構大変になります。
そんなことを考えながら、中に入らせて頂き、雨漏りの箇所を拝見させて頂いた所、裏側の増築部分の天井の雨漏りでした。
裏側の増築部分は本体とは別に区切られていたので、そこの屋根のカバー工法だけで、雨漏りが止まる状態でした。
板金屋さんに見てもらい、荷揚げの為に仮設足場を建てて、ルーフィングシートを上から貼り付け、ガルバリウム鋼板を葺いて工事終了となりました。
範囲も狭いのでコストも抑えられて、雨漏りを止められたので幸いでした。全体的にカバー工法を行っていたら結構な費用が掛かったと思います。
雨漏りは素人の方には判断が難しい時があるので少しでもおかしいことが有れば早めに業者さんを呼んで確認したほうが良いでしょう。
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