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2023.12.18
塗装工事の塗料選択と対応年数に関する事②
こんにちは。川口塗装株式会社の川口です。前回は「何年に1回塗りかえれば良?」と言うお客様のご質問に対して簡単に述べさせて頂きました。今回は引き続き良くご質問されるお客様の疑問について書きたいと思います。
②「なんの塗料を使えばよいの?」
塗装工事を受注又はお見積りの段階で「色々な塗料があるけどどれがどのように良くて、何が自分の家に最適なのか分からない」と言うご質問を多々されます。
お客様は当然ご自宅の塗装工事をお考えの時は何社か相見積もりを取ると思います。そこで全ての塗装業者さんが外壁・屋根・付帯部分全て塗料が統一されていれば、すごく分かりやすいと思います。
しかしながら、当然塗装業者さんによって考え方や、経験値による塗料の選出や、長年使っている推し塗料などがあるでしょうから、3社お見積りを出して、3社違う塗料を出されるとお客さんが混乱するのは当然だと思います。
大概はシリコン塗料かラジカル塗料で出してくるとは思いますが、塗装業者さんの会社の方針として、より良い塗料をお勧めするという会社さんもあるとは思います。
ですから、最低シリコン・ラジカル(最低と言っても最もスタンダードな塗料で10年は対応年数である塗料です)の2通りで、あとはそれ以上のフッソ塗料・無機塗料・光触媒・宇宙塗料のガイナなどランク上の塗料との比較となってくるでしょう。
ここから先は私の個人的な意見となってしまいますのでご了承ください。
シリコン・ラジカルと上記のランク上の塗料では前回記述しましたことと重複いたしますが、仮に外壁がモルタルオンリーで木部・鉄部が無い状態であればフッソ・無機等でも構わないと思います。
きちんと塗装すればそれこそ20年は持つ場合もあると思います。また、サイデイング壁でシーリング材をオートンイクシード使用で施工であれば同じくランク上の塗料を使用しても良いと思います。
ただ、私は塗装工事は長期的なスパンにお金を多く掛けるのではなく、短期間のスパンで定期的に塗り替えていくのが家にとっては一番良いと思います。
10年前後で塗り替えれば塗装以外でその他悪い箇所も発見して修繕できますし、何より屋根塗装はどんなに良いものを使っても20年以上持つとは考えられないからです。
屋根は外壁と違い経年劣化が激しいので10〜12年で塗り替えるのがベストだと考えています。もちろんシリコン・ラジカル塗料と上位塗料仕様の差額がないのであれば当然良い塗料を選ぶべきだと思います。
そこの差額を施主様がどうとらえるかの問題だと思います。お金がかかってもどうしても良い塗料を使用したいのであれば使用しても良いと思います。(なんだかんだ言っても良い塗料なのでスタンダートな塗料よりは綺麗な状態が長持ちすると思います。)
費用の差額とご自分の家の形状を良く考えて最もご自身の考えとご自宅に合った塗料を選ばれるとよいでしょう。せっかく高いお金を出すのですからご納得の上で塗装工事をしたいものですね。
次回もこの続きを書いていきたいと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。