神社の鉄部塗装及びモルタル塗装工事①

何年か前に地元の神社の鉄部(本殿柵・灯篭・等)と鳥居(モルタル)を塗装させて頂きました。

この神社は私が小さい時からお世話になっている思い出深い神社でしたので有難く引き受けさせて頂きました。今回初めてではなく、この鉄部・鳥居は10年前にも塗装工事のお仕事を頂き、また、本殿のお塗り替えも頂いてる(今は取り壊し新しい神社を建設中)とても縁のある神社さんです。

今回は鉄部塗装工事と鳥居の塗装工事ですが、何回も申し上げてます通り塗装工事は通常最初に高圧洗浄にいて汚れや旧塗膜を洗い流します。

この神社さんはしたが土と言うところが多いので泥羽でしたから30～40㎝くらいは乾燥した土がこびりついていて、ケレンでは落としきれないので高圧洗浄で1日をかけて綺麗に落としました。この乾燥した土が残っている状態で塗装工事を行いますとどんなに良い塗料を良い工程で塗っても必ず剥離いたします。

ですから高圧洗浄は大変重要な作業です。また、神社さんの敷地が広大なので水の確保が難しく、ホースの届く所は良いのですがそうでない場所は水を大量に一斗缶にストックして運ぶという結構大変な作業でした。

さて、高圧洗浄が終わり乾燥させますと次は塗り工程です。傷みが激しく錆が浮いている場合はケレン清掃作業が必要ですが、前回10年経過しても錆は殆ど見られませんでした。鉄部の場合は外壁や屋根に塗る下塗り材と異なり、皆さんも聞いたことが有ると思いますが錆止と言う一般的には赤い塗料を塗ります。

当社ではエポキシ樹脂の錆止めを使用していますが、錆止めも多種多様にありますので業者さんによって使う塗料はそれぞれだと思います。

このエポキシ錆止めは密着性を高め、錆の発生を防ぎ、金属の耐久性と保護を向上させるために使用されます。エポキシ錆止めはその名の通り、主成分としてエポキシ樹脂を含んでおり、これが塗料の特性や性能に影響を与えます。

そして酸素や水分などの要因から金属表面を保護し、錆の発生を防ぎ、金属の寿命を延ばします。

また、非常に耐久性が高く化学的な薬品や外部の要因に対しても強い耐性を持っています。また、耐摩耗性が高いため摩擦による表面の劣化を抑制し高温にも耐える性能を持っている塗料です。

この塗料を的確な希釈で伸ばし丁寧に塗って行きます。下塗りを終えたら塗料は乾燥時間が必要なのでその日は鉄部は終了です。

ですので、鳥居に仮設足場を組み工事の三角コーンでバリケードを作り子供たちが入らない様にして(ここが一番注意を払いました、子供たちがけがをしたら大変なので)モルタル用の微弾性フィラーを下塗りで塗って行きます。

以上が下塗りの工程です。次回は上塗りの工程を書いていきたいと思います。

お塗り替えをお考えの方は

相模原で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。