ブログ
2023.09.14
遮熱対応塗料について
暑い夏がやってきました。毎年夏になるとお客様にお勧めしているのが遮熱対応塗料です。この遮熱対応塗料について今日は簡単にご説明したいと思います。
遮熱塗料は紫外線・赤外線などの太陽光線の熱を反射する特性をもっているため、塗られた表面は高温になりにくくなり、外部の高温から建物内部を守るので、エアコン等の使用が少なくなり、エネルギーコストを削減します。
その為遮熱塗料はエネルギー効率を高めるので、建物の冷暖房にかかるエネルギー消費を削減し、温室効果ガスの排出を抑えることに寄与し、環境への負荷を軽減する効果があります。そして塗料の性能としても他の塗料と遜色なく紫外線や気候変動の外部の要因から建物を保護します。
これにより、通常塗料の様に長期的に建物を維持します。遮熱塗料だからと言って塗料性能が落ちるわけではありません。ただし、遮熱塗料は一般の塗料よりも高価なものが多いです。その為、塗装費用が通常塗料よりもかかります。
また、遮熱塗料は様々なメーカーが出していますが、通常3回塗り工程ですが、メーカー・材料によっては1工程増えて4回塗りになるものもございます。ですので必然的に、通常塗料よりお値段が高くなるのです。
ただ、余り安価なよくわからないメーカーの遮熱塗料を使っても効果が得られるかどうかわかりませんのである程度はお値段のかかるものにしたほうが良いと思います。そして、遮熱塗料は効果が出やすい色・出にくい色とあり、光を反射しやすい明るい色のほうが効果を発揮します。従って、遮熱効果を重視したい方はより薄い色を選ばれたほうが良いです。
但し、色が薄いという事は汚れが目立つという事なのでどちらを選ぶかは施主様次第です。もちろん色が薄いから汚れがついて、色が濃いから汚れが付かないと言う事ではなく、単純に同じ汚れでも白色に汚れと黒色に汚れでは当然黒い方が汚れが目立たないという事です。
しかし最近は技術の進歩により多様な色の遮熱塗料が開発されているので一度インターネットでお調べになるのも良いと思います。良く皆様が勘違いされているのが、遮熱塗料は完全に熱絶縁を提供すると思われていますが、遮熱塗料はあくまでも熱を反射するものであって、少しでも熱吸収軽減するもので、仮に施工してもクーラーを使わなくて良いほどの効果はありません。
また、遮熱塗料は通常塗料が劣化するのと同じく効果も時間と共に減少していきます。塗料の劣化により反射性能が低下する可能性があるため定期的に塗り替えることをお勧めいたします。
以上が遮熱塗料の大まかな説明です。ご自宅を塗り替える時に一度考えてみる価値はあると思います。それほど今の遮熱塗料は優れているものです。
遮熱塗料をお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。