外壁塗装と雨樋

外壁塗装を行う時に比較的多い付随工事やメンテナンスが雨樋工事です。

雨樋は読んで字のごとく雨を通すもので殆どの家に多かれ少なかれついているものです。

当然ながら雨樋は仮設足場がないと修繕が出来ないので、外壁塗装工事を行う際の仮設足場を利用して様々な修繕を行う事が多いです。

今日は雨樋の修繕やメンテナンスについて書いていきたいと思います。

まず、雨樋の修繕・メンテナンスは大きく分けて2通りあります。

それは有償で行うものと無償で行う物です。

無償で行う作業とは、あくまでも当社の場合ですが、横樋の掃除やジョウゴの掃除、或いは勾配の修正などです。

よく外壁塗装工事を行う前に施主様に「雨樋にゴミが溜まっていたら掃除をして干ほしい」と頼まれます。

1Fの雨樋であれば屋根の上からか梯子で掃除する事は可能ですが、2Fの雨樋は仮設足場がないと掃除が出来ません。

無理に2Ｆの屋根に梯子をかけて掃除をする方もいらっしゃいますが、非常に危ないのでやめた方が良いです。

せっかく外壁塗装で仮設足場が有るので業者さんに頼めば大抵の業者はやってくれると思います。

また、雨樋掃除は家の裏側が林だったり、公園で木が沢山あるような環境であると枯れ葉が横樋にたまってしまったり、ジョウゴに詰まってしまって雨が降った際にあふれてしまう事があります。

そのような場合は高圧洗浄時にジョウゴのゴミや土を流してあげることで解消されます。

また、雪などで雨樋の勾配がおかしくなってしまい上手くジョウゴに水が流れず真ん中の歪んだところから雨水が落ちてしまう場合が有ります。

このような場合も事前に言ってくだされば、勾配を直して差し上げます。

今の角樋の雨樋や丸樋でもでんでんと言う金物の間隔が狭いものはあまり歪む事は無いのですが、昔の丸樋はでんでんの間隔が倍広いので少しの雪でも歪んでしまいます。

以上の様なものは大抵の業者さんであれば無償で対応すると思います。

では、有償になってしまう工事とはどんな物なのかと言いますと、雨樋が割れてしまったり、上記の歪みが修正できないほど曲がっていたりする場合は、プロつまり板金屋さんを入れないといけませんので、部分補修か全取り換えかの板金工事になってしまいます。

この時に使えるのが火災保険になります。

お入りになっています火災保険には大抵風害・雪害の特約が付いていると思いますので、雨樋が雪によって破壊・歪みが起きたとすれば保険適用になる可能性が高いと思います。

勿論判断するのは保険屋さんなので絶対とは言い切れませんがご自分の入っている火災保険に電話して聞いてみる事は絶対にしたほうが良いです。

この様に外壁塗装と雨樋工事は割と密接な関係となりますので、仮設足場が有るうちに必要であれば工事をしておいた方が良いでしょう。

お塗り替えをお考えの方は

相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。