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2024.02.01
塗装の作業中の注意点②
塗装工事の作業中の注意点について、前回は仮設足場とメッシュシート及び、養生の大切さについて書かせて頂きました。今日は記述的な事の基本を少し書いてみたいと思います。
仮設足場を組み、高圧洗浄をしっかり行い、その後養生と言う塗らない部分のビニールによる目張り作業を行う事で、この後行う塗装、所謂、塗料を塗る作業に入って行きます。
塗料を塗る作業には大きく分けると2通りがあります。
1つは吹き付けと言われる作業です。これは下地のパターン(でこぼこの模様 スタッコ リシン・タイル吹き付け等)を作るためにコンプレッサーを使い空気圧により塗料吹き出す、又はエアレスと言う機会で塗料を薄めて霧状にして色を塗って行く塗装方法です。
ただ、この吹き付けと言う塗装工法は今現在ではあまり使われていません。そもそも、新築時のモルタル壁の作りが無くなっている為、下地パターンを吹き付けることが無いのと、機会を使って吹き付けるとどこに飛ぶか分かりません。
近年の住宅事情は近隣が密接しているので霧状に出た塗料が飛散して近隣の家や車につく可能性が非常に高いためあまり吹き付けは行いません。
又、霧状にして塗料を出すという事は塗布量も少なくなりますので、外壁を塗膜で保護する意味でもあまり良くありません。
ですから、この吹き付けと言うのは余程、施主様が希望しない限り近年では塗り替えでは余り見られる事は無いと思います。
2つ目は塗り替え工事の今の主流であるローラーによる塗装方法です。
このローラーによる塗装が今現在の塗り替えを行うにあたり9割以上を占めていると思います。吹き付けと違いローラーの場合はそれほど飛散するわけでもないし、塗布量もしっかりとつくので長期間にわたり外壁を塗膜で保護します。
外壁をローラーで塗る際の注意点としては基本縦横に切るという事です。
そうすることにより、塗りムラもなく塗料が均等に広がり、仕上げも綺麗にできます。あとは当たり前ですが、ローラーを振り回さないで、金網でしごいて壁を塗る事です。
いかにローラーが余り飛び散らないとは言っても、乱暴に塗れば思わぬところを塗料で汚してしまいます。
養生をしたから絶対汚れないという事ではなくどの作業でも気を使い、絶対汚さないという意識が良い仕事に繋がると思います。
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