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2023.12.15
外壁塗装工事と屋根塗装工事の下準備
外壁塗装工事・屋根塗装工事・その他の部分塗装工事・防水塗装工事は大体塗装の前に高圧洗浄を行います。この高圧洗浄を行わないで塗装工事を行う事はまずありません。
屋根や壁は基本的には雨ざらしとなるので年月が経てば汚れ・カビ・苔など色々なものが付着します。これらを放置して外壁・屋根塗装を行いますと塗料の密着度が落ち剥がれの原因になります。
壁はそこまで剥げることはないかもしれませんが(でも高圧洗浄は必須です)屋根は壁と外部環境が大きく異なるので高圧洗浄をしないで、塗装工事を行えば100%剥げます。
最近は見かけませんが、昔は良くペーパーやワイヤーブラシ等でケレンを行い塗装工事をしている業者さんを見かけました。
それほどコケ等が無くきれいな状態であれば手ケレンでもそうそう剥げることは無いでしょうが、基本塗り替えは10年前後に行うので、10年間屋根が綺麗な状態と言うのは滅多にありません。
屋根は外壁と違い霜も降りますし、水はけも外壁に比べ悪いですし(雨の当たり具合も屋根と壁では比較になりません)夏は高温になり、常に紫外線にさらされます。ですから屋根の高圧洗浄は必須事項となります。
そしてこれは当社の場合ですが、外壁を洗うガン(水を出すピストルのようなもの)と屋根を洗うガンを分けて使っています。これは上記で書いた通り、屋根は外壁より完璧に汚れ・カビ・苔等を除去して後に塗装する屋根材をより強固に密着させ長期にわたり屋根塗装を持たせるためです。
外壁部分はジェットノズルと言って、恐らく皆さんが想像している一般的なものです(左上の右側のガン)ジェットノズルは水を拡散して噴射して汚れを落としていきます。
このジェットノズルで屋根洗浄を行っている業者さんが多いと思いますが、ジェットノズルでは洗い残りが出たり、長時間掛かっしまうことが有ります。(ジェットノズルでも高圧洗浄は出来ます)
対するトルネードノズルは一点集中の高圧の水を回転しながら噴射する事で洗浄範囲の拡大と強力な洗浄力を実現します。つまり洗浄範囲が広がる事による洗浄力の低下は起こらず、高い洗浄力を維持した状態で広範囲を洗浄するため洗い残しもなくなるのです。
当社ではトルネードノズルで全ての汚れ・苔・カビを全て落とします。
これだけでは洗った汚れ等が屋根に残ってしまうのでジェットノズルに変えて全て綺麗に洗い流します(トルネードノズルは普通にゴミを落とすような洗い流しには向いていない為)
塗装業者さんによって色々やり方はあるでしょうがジェットノズルとトルネードノズルでは経験上汚れの落ち方が違うと思います。
屋根塗装を検討されている方は塗装業者さんにちょっと聞いてみるのも良いと思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。