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2023.11.16
塗装工事における下塗りの重要性
ごくたまに、「3回塗りじゃなくて2回か1回じゃだめなの?」とか「塗り回数2回でいいから値引きして」など施主様から聞かれることが有ります。
外壁塗装の下塗りと塗り回数は大変重要なものであって省いていい事はありません。
今日は下塗りの重要性について書きたいと思います。外壁塗装工事・屋根塗装工事又は他の塗装工事でも全てに下塗りが必要となります。
下塗りは塗膜の耐久性や外観の美しさを向上させるだけでなく、塗装の寿命や効果を大きく左右します。
主な役割としては塗膜と下地の密着性を高め下地の表面が均一でない場合や汚れや古い塗膜が残っている場合でも下塗りによって塗膜がしっかりと固定されます。
適正な下塗りを施すことによって紫外線・雨風などによる劣化や腐食から塗装面を守ります。当然塗膜の耐久性も上がり、長期間にわたって美しい仕上がりを保つことが出来ます。
また、下地の色や質感がバラバラだと決めた外壁色が吸収される不均一な表面が出来てしまので下塗りを塗布することでそれを防ぎ、塗膜の色や質感を均一にさせます。
下塗りは外壁・屋根・鉄部・木部・防水塗装など色々な塗装工事がありますがすべて同じ材質の物ではありません。
外壁には、大抵、弱っている旧塗膜をリフティングさせない様に水性の微弾性系の物を使用します。大抵白色ですが、その上に水性系・溶剤系の上塗りを2回塗り 計3回塗りとなります(大抵3回塗りですが、塗料や仕様によっては4.5回もあります)屋根塗装も材料にょってがいますが、水性系・弱溶剤系のプライマー・シーラーと言う透明なものを塗布します(材料によっては白色のものもあります)その上に水性系・弱溶剤系の上塗りを2回塗ります。(こちらも材料・仕様によっては4.5回塗りもあります)
防水塗装も同じく溶剤系のプライマーを塗布して防水材を指定塗布量塗りこみます。
最後に鉄部はみなさんご存じだと思いますが、錆止めと言う、一般的には赤い色の下塗りを使います。
この錆止めを行わないと綺麗には見えますがすぐに錆が出て、鉄の腐食の進行が早まります。塗装工事にとって下塗りは大変重要なものなので、選んだ上塗りに対してメーカーで決められている適正下塗りを選び施工しましょう。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。