屋根塗装工事の色々な工事方法③

屋根塗装工事の色々な工事方法の一つ　今回はトタン屋根の補修時期と補修方法を書きたいと思います。トタン屋根は軽量で耐久性があり比較的メンテナンスが容易な屋根材量で昭和の頃は殆どがこのトタン屋根か瓦の屋根・トタンのナマコ屋根でした。しかし鉄で出来ているため時間と共に劣化していきます。大概の劣化現象は錆です。これを放置すると腐って穴が開くまでになりますが、めったにそこまで放置する方はいません。ですので錆が著しく出てきたり、前回塗装の塗膜が剥げてきたら補修時期と考えます。理想はこれらの現象が出る前が良いのですがそうなると3～5年の頻度で塗り替えることになる場合もあるので大体の方は上記の現象が出てから塗装工事というのが普通です。補修方法ですが基本的に全ての塗装工事は例外を除いて高圧洗浄を行うので近隣に住宅や車がある場合は仮設足場で囲いしっかりと高圧洗浄を行い、その後乾燥させます。当社は屋根の高圧洗浄を行う場合(トタン・スレート共)通常のジェットノズルではなくトルネードノズルという特殊ノズルで洗浄作業を行います。この高圧洗浄のノズルの違いについてはまた違う機会にブログで触れたいと思います。そしてトルネードノズルで汚れを落とし　剥離している旧塗膜も剥がしていきます。　高圧洗浄で取り切れない錆・旧塗膜を手作業でスクレイパー・ワイヤー・目の粗いサンドペーパー等で除去していきます。取り除いた後に清掃でゴミを取り　その後　錆止め下塗りを塗布します。当たり前ですがこの時の塗料㎡あたり標準塗布量が定められていますのでしっかりと数字に沿って塗って行きます。その後上塗りの2回塗りの場合もあれば中塗り・上塗りの3回塗りの場合もあります。もちろん多種多様な錆止め材やトタン用の屋根塗料材がありますのでそこは施工前に施主様とお打合せでご希望に沿う材料にて屋根塗装工事を進めて行きます。また、屋根塗装工事では済まない場合も稀にあります。雨漏りをしている場合は屋根塗装で修繕できませんので屋根の葺き替えとなります。その場合はトタン屋根を全て剥がし下の野地板が腐っていれば野地板から貼りなおしてルーフィングシートを敷いてトタン貼となります(その場合はトタンではなく他の素材をお勧めいたします。トタンはどうしてもメンテナンスの頻度が高くなるので)この工事になりますと結構な大工事となり費用もだいぶ嵩みますので定期的なメンテナンスをしたほうが結果コストはかからないでしょう。トタン屋根があるお家もだいぶ少なくなってきていますが、ご自宅の屋根がトタン屋根の場合はちょくちょく見ておかしいと思ったら　相模原市で外壁塗装・屋根塗装のプロフェッショナルの　川口塗装株式会社にお電話くだされば拝見いたします。屋根だけの小工事で大歓迎です。