現場日記
2017.04.13
外壁サイディングのシーリングの必要性
外壁塗装を行う際に場合によっては塗装工事より大切なことが有ります。
外壁サイディングの目地シーリングの打ち替え・打ち増し工事です。
外壁がモルタルの場合は殆どの場合このシーリング工事という物が必要なく、モルタルの場合
下塗りに微弾性フィーラー等を塗り、ひび割れ(クラック)を埋めていく事でした処理ができます。
(状況によってはコーキング処理等の下地補修が必要な場合もございます。)
しかしながら、外壁がサイディングの場合サイディングとサイディングの継ぎ目部分のシーリングが
経年劣化し、痩せてきて、ひび割れし酷い場合はなくなってしまいます。そこから雨水が浸入し
サイディング部分に入りこみ上記の写真のようにボロボロになっています。(凍害という現象)
目につく場所であれば施主様もすぐお気づきになりますが 2Fの入隅や3F以上の高さだと
お住まいになられていても気づくことが難しいです。実際上記のお客様も工事中にご報告するまで
お気づきになっていませんでした。このような状況がさらに酷くなりますと サイディングの張り替え工事
を行うようになり、〇百万円という莫大なコストが掛ります。
今回は一部分でしたのでしっかりシールの撤去・打ち替えをして水の侵入を防ぎ
その上にシリコン塗料3回塗り似て仕上げました。
ご自宅に外壁サイディングが使われている方は新築ならば10年、塗り替え後であれば7.8年過ぎましたら
一度ご確認することをお勧めいたします。ご自分でご判断が難し場合は、ペンキ屋さんを呼んで見て頂くのが
一番かと思われます。
勿論当社でもお見積り・現調は無料なのでご連絡頂ければお伺いいたします。