外壁塗装における下準備

外壁塗装工事を行う前に大切な作業工程が有ります。

それはご近所の挨拶廻りです。

通常お客様は「そろそろ外壁塗装をしないといけないかな?」と感じてから、ご自分でネットやチラシで塗装会社を調べて電話・メール等で問い合わせるか、知り合い方に塗装業者を紹介してもらうというケースが一番多いと思います。

それから、2.3社の塗装会社をピックアップして、お見積りを出してもらい、塗装工事の内容や価格等を検討して、1社に絞り、もう一度詳しくお話しして、塗装会社さんとご契約を交わすという流れになります。

施工時期は塗装会社さんによってまちまちだと思いますが、自社施工で行っている塗装会社さんであれば、通常は2か月前後先と言う事が多いと思います。

勿論暇な塗装会社さんもいますし、たまたまその時期に空いていれば直ぐに塗装工事の着工が出来ます。

また、完全自社施工でない元受さんの会社さんであれば(工務店やリフォーム会社やハウスメーカー)受けた塗装工事を下に流しているので暇な一人親方の塗装屋さんを呼んで外壁塗装を行いますので比較的早く外壁塗装を行ってくれるでしょう(但し、元受から下に流すという事は中間マージンが発生しますので全てではないですが、コストは直接頼むより2.3割高となってしまいます)

外壁塗装の施工時期が決まった後に必ず行わなければいけないのが一番最初に書きました、ご近所のあいさつ回りです。

これをしない業者さんは居ないとは思いますが、先日ご近所のあいさつ回りに行ったとき「この前近所の違う家の外壁塗装工事の時は挨拶が無く始めていたので少しトラブルになった」という事を耳にしました。

挨拶なしで始める業者さんがいるという事が一番びっくりしましたが、ご近所の方からすれば隣接していて音が出たり、少し通行の妨げになってる場合もあるのに何の告知も無ければ不愉快な思いをするのは当たり前だと思います。

また、施主様の家からどこまでの範囲で挨拶をすればよいかという事も問題です。

隣接している家だけで良いのか、２軒先までいくの等の事は住まわれている施主様にご相談しないと分からないので、お聞きして案内文を配布したらよいと思います。

その住んでいる場所のルールみたいなものが地域地域であります。

例えば、「この辺はリフォームしても挨拶に誰も来ないから行かなくていいよ」と言われる場合もありますし、「4軒先の方はこの前リフォームした時に挨拶に来てくれたから、挨拶してください」と言う場合もあります。

外壁塗装前の近隣のご挨拶はその住んでいる地域によって色々ありますので、施主様の方から塗装会社に指示してあげるのが一番だと思います。

近隣挨拶の有無でトラブルになる事は一番多いので必ず塗装会社さんには行っていただくようにしましょう

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