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2023.12.20
外壁塗装工事による水道・電気の貸与
外壁塗装工事や屋根塗装工事を行いますと必ず高圧洗浄をしなければなりません。又、場合によっては電気が必要な場合もあります。このような時にどうするのかを今日は書いていきたいと思います。
水道・電気の貸与
あらゆるリフォーム工事で水道と電気は必ず必要となります。新築時であれば仮設の電気や仮設の水道を使用して工事を進めて、水道料金・電気料金はその家を建てた会社さんが払います。
しかし人が住んでいるリフォーム工事に関しては、施主様に工事で使った分だけ払うという事が出来ないので基本的に水道・電気は施主様持ちとなります。
外壁塗装工事に関してはそれほど水道・電気は使いませんが、全く使わないわけではありません。上記にも書きましたが高圧洗浄には水は必須です。
高圧洗浄機自体はガソリンエンジンですので、電気代はかかりませんが、何十リットルと言う水に関しては会社から運ぶという事が現実的には難しいので、施主様の家にある散水栓を利用させて頂くのが一般的です。
電気に関しては塗装屋さんはあまり使わないのですが、塗料の材料によっては、撹拌機と言って塗料をかき混ぜる道具が必要になる事があります。例を挙げますとウレタンの防水塗料2液型です。
この防水材と言うのは粘度が高く人の手で棒によって撹拌する事が難しく、2液型なので撹拌不足を起こしますと硬化不良を起こし、いつまでたってもベタベタして乾かないという状態になってしまいます。
ですから電気道具を使いしっかりと撹拌させるのです。あとはシール屋さんのシールも同じく良く撹拌しないと硬化不良を起こすので電気を使い撹拌機で撹拌します。
余り言われたことはありませんが、たまに、文句ではなくただ疑問としてお客様から「水道と電気はどうなるの?」と聞かれることが有りますので、水道・電気は無償で貸与させて頂くとお伝えしております。
「お金をはらえ」とは言われたことが有りませんが、お客さんによっては「事前に説明してほしかった」と言われることも少数ですがありましたので、口頭でのご説明や、お見積書の「水道・電気の貸与をお願い致します。」と言う文言を入れるようにはしています。
また、戸建ての場合は施主様に了解を得て、水道・電気を貸して頂けばよいのですが、集合住宅特にアパートは共用の散水栓が無い場合が多く、水・電気の確保に大変苦労します。戸建てやマンションの場合は散水栓が無いという事はまずないので、問題なく施工できます。
アパートの場合は(一部小さい古いマンションはない場合もある)大体散水栓が無いので、大家さんとお話しして、なんとか水の確保を致します。
ある時は大家さんが居住者さんと顔見知りで高圧洗浄の時に水道をお借りする旨を伝えて了承を得て頂いたり、お隣と仲が良く大家さんが口をきいてくれて水を何とか確保したり、集合住宅の場合はそこに共用の散水栓が無いと大変苦労します。
究極を言えば電機は発電機を使えば何とかなりますが水は高圧洗浄で使う量は運ぶことが出来ないからです。
皆さんも殆どの人は水道・電気の貸与はご存じだとは思いますが、全ての人が当たり前とは思っていないので、当社ではご説明をしています。
また、アパートの大家さんも水道の確保には協力してあげると塗装業者さんはスムーズに塗装工事を行えると思います。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。