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2023.12.11
変成シリコンとオートンイクシード
先日施工しましたアパートですが、お見積り依頼を頂いて、現調してお見積り提出し有難いことにお仕事を頂きました。
いつもお世話になっているリピーター様ですが、その後塗装工事の工程等についてお打合せをしている時にシーリング工事の話になって外壁よりシーリングの方が劣化が早い旨を伝えると「シーリングで長持ちするものは無いのか?」との事でしたので20年から30年持つと言われているオートンイクシードと言うシーリング材をお勧めさせて頂き施工する事となりました。
そもそも、このシーリング工事はサイディング壁を塗装するときに外壁塗装よりも重要と言っても過言ではない工事です。
この工事をせずに塗装工事をしても何の意味もなく、早い段階で塗りなおす必要が出てきます。シーリングがある事により壁の内部に水が入る事を防ぐため、このシーリングが無いと内部に水が入り、サイディングがボロボロになったり雨漏りの原因にもなります。
通常であれば新築時の時は変成シリコンを使いシーリングを行います。変成シリコンとはシリコン樹脂の入ったシーリング材で特徴としてはその上から塗装が出来るものを指します。
ただのシリコンシーリングを使いますとペンキが食い付かず後々必ず剥げてきますので必ず変成シリコンを使用しましょう。
外壁用シーリングは雨や紫外線によって必ず劣化します。特に新築時は露出打ちと言って塗膜が乗っていないので5年過ぎたあたりから紫外線の強い南側のシーリングは亀裂や痩せと言う現象が起こり始めます。
しかしオートンイクシードは
「耐久性」 柔軟性(伸縮性)の維持に必要な性能
「耐候性」 美観(意匠性)の維持に必要な性能
メーカーさんが独自に開発した高耐久性樹脂「LSポリマー」を配合することで2つの耐性をハイレベルで維持する事が出来ます。
但し、当然単価も変成シリコンとオートンイクシードでは違ってきます。
業者さんによって単価は違いますが変成シリコンの1.5倍~2倍しない位の費用が掛かってしまいます。だから新築時には注文住宅で施主様が特別指定しない限り滅多に使われないそうです。
施主様の考え方次第だとは思いますが、仮に30年シーリング工事をしなくて済むのであればそれもありかなとは思います。
外壁塗装工事をご検討の方はシーリング工事でオートンイクシードを検討されては如何でしょうか。
お塗り替えをお考えの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社に是非ご相談ください。