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2023.10.03
外壁・屋根を良い状態で維持する
外壁塗装工事を行う際にお見積りにてよく植物を置いてらっしゃる方がいます。綺麗だし、緑があり趣味としても絵の美観としてもとても良いと思います。
ただ、稀に蔦等が外壁に這って行って気づけば膨大な量が壁を覆いつくしていたり、植物を置いてて壁との境が無いぐらいにぴったりと植物が覆われていることも良くあります。
また、お庭の木が大きい場合は枝が外壁の近くまではえて、こちらも外壁に常に葉が押し付けられている状態がたまに見られます。
このような状態ですと、外壁にとっては良くありません。特に蔦等が這って行ってる状態では這って行く過程で所々に外壁に根を生やして簡単に除去出来なくなります。
サイディングの場合はあまり深く根が入って行くのは見たことがないし、大体は高圧洗浄のガンを近づければ除去できます。残った少しの根は目の粗くない紙ペーパー等で除去し下塗りを入れれば大概綺麗に収まります。
但し、余り酷いと高圧洗浄でも落ち切らず、ペーパーもあまり効かず、やりすぎるとサイディングを傷つける事もあります。
外壁がモルタルの場合はもっと根が深く入って行ってしまい、ある現場での塗り替えにお伺いした時に前回塗装の時の蔦の後と根を抜いて除去した時にモルタル事欠けて引っこ抜いたらしくクレーター状になっていました。
草木の根は意外としっかり食い込んでいるので無理に引っ張るとモルタルが弱い状態だとこのようなことになります。
その現場は新築時からから18年以上たってい手の塗り替えだったらしいので塗膜も弱って、モルタルも弱くなっていたのだと思います。
また、壁の近くに寸分の隙間もなく植えたり、置いたりしても通気が悪く似り、湿気もこもるので外壁にはあまり良くないです。普通に育てる分には何の問題もありませんが、過度に置いたり、生やしたりして外壁の隙間が無くなるような状態は作らないほうが良いです。ある程度木の枝や葉が外壁にあたりその面積がどんどん増えるようであれば剪定をするという事も必要だと思います。
また、今回の趣旨とは違いますが樹木の話が出ましたので参考までに申し上げますが、近隣に林、自宅や隣家に大きな木がある場合は雨樋のジョウゴの定期的な掃除をお勧めします。大概そのような状況の家ですとジョウゴが葉っぱで詰まり、「雨が降るとジョウゴや雨樋の勾配が少し下がった箇所から雨水がバンバン漏れてくる」というお話をお伺いしますので、高圧洗浄の時にジョウゴにガンを入れて洗い流してあげます。
必要であればジョウゴに網を置いておくのも手だと思いますが、結局は定期的に網の掃除をしなければいけないので、その都度梯子をかけて作業するのも危険なので難しい所です。
外壁を綺麗に長く持たせるためには、通気を良くし、湿気がこもらない様にすることが大切です。
お塗り替えをお考えの方は
相模原で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。