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2023.09.09
外壁塗装工事の料金について②
外壁塗装工事にかかる平均的な料金について前回は書かせて頂きました。それについて今回メールで頂いた質問に「我が家は延べ坪26坪の家ですが、屋根の勾配がきついので追加費用が発生すると言われた」というようなご質問がありましたのでお答えさせて頂きました。
前回外壁塗装工事にかかる平均的な料金とはあくまで平均的な家の場合で家の作りによっては追加費用が発生する場合もございます。今回はどのような場合に追加費用が発生するのか書いていこうと思います。
上記の質問の様に家には様々な屋根の形があります。屋根の傾斜角を勾配と言いますが単純に1寸勾配と8寸勾配ではまず面積が違ってきますので当然勾配がきつい方が費用がかさみます。また、6.7寸勾配以上になりますと人が上って作業する事が出来ませんので屋根足場という仮設工事が必要になってきます。
同じ延べ坪でもこれだけで10~20万円変わる事もあります。また屋根塗装工事でトタン屋根塗装工事と折半屋根塗装工事では縦横は一緒でも折半屋根は山谷になっている分面積が1.5倍くらい多くなるのでこちらも追加費用となります。
業者さんの単価の出し方によりますが トタン屋根で縦×横の㎡で通常@2000円の屋根を折半屋根で@3000円と面積を上げず、単価を上げる場合と、単純に折半屋根を平場計算して㎡を出す場合と2通りだと思います。
いずれにしても通常の屋根価格より費用は掛かります。次に外壁塗装工事ですが、外壁がモルタルの場合外壁の目の粗さ(外壁パターン)によって費用が異なる場合です。
通常 外壁パターンはタイル吹き付けが多いのですがこちらは余程粗く吹いてなければ単価が上がる事はありませんが、外壁パターンには色々あり、スタッコ壁・リシン壁・ソフトリシン壁等目の粗い外壁もあります。
その場合タイル吹き付けと比べてスタッコ壁などは倍以上の材料費がかかりますのでその分追加費用が掛かる場合がございます。ご自宅の壁のパターンが何か把握してから業者さんにお見積り依頼したほうが良いと思います。
同じ外壁でもサイディングの場合は目が粗く材料がかかる事はありませんが、サイディングの場合は目地・サッシュ廻りのシール工事でお値段が変わる場合がございます。通常25~30坪くらいの家は 縦目地100M サッシュ廻り100Mが 平均ですが、サイディングのコーナーにアングルが被せてある場合は 縦目地が極端に減りますのでシール費用が安くなります。
逆にサッシュが異常に多く、出隅・入隅が多かったり、縦目地の間隔が狭くMが嵩む等が重なると費用は高くなります。
あとは、狭小地で仮設足場を立てるのに手間が掛かったり、高台の上にあり仮設足場の搬入に手間が掛かかる場合は費用が掛かります。以上が追加費用の発生する家の特徴です。
まだこの他にも特殊な環境等がありますので一度塗装業者さんを呼んで見てもらえばわかると思います。
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