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2023.09.05
外壁塗装工事のご依頼の原因
塗装業を64年も営んでいますと外壁塗装工事・屋根塗装工事・部分塗装工などなど、色々な理由でお見積のご依頼を頂く事があります。多くは経年劣化で前回塗装から10年経っているので、そろそろ塗り替えを考えているので見てほしいという理由です。
通常はこの理由が一番多いですがついで多いのが雨漏りをしているので雨漏りを止めてほしい、原因を教えて、解決策を知りたい等のご依頼です。
外壁や屋根の雨漏りの原因は様々ですが、一般的なのは、モルタル壁の場合は壁のひび割れ(クラック)から水が浸入し部屋内部に出てくる場合です。
外壁がサイディングの場合は壁と壁のジョイント部分のシーリングの経年劣化又はサッシュ廻りのシーリングの経年劣化による雨水の侵入(サッシュ廻りはモルタル壁でも起きる現象)。
和瓦・洋瓦がずれたり、割れたりした雨水の侵入。コロニアル屋根からの雨水の侵入が一般的な雨水の侵入経路です。特殊なものとしては、台風や爆弾低気圧等で長時間雨・風が強い場合のベランダ面の掃き出し窓の下場の侵入。増改築による繋ぎ部分の雨水の侵入です。
あとは雨水ではありませんが当社で2.3事例があったのが給排水管からの水の侵入です。これに関しては給水管であれば24時間ずっと水が出ているのでわかりやすいですが、排水管の場合は家の構造を見ればすぐにわかると思います。いずれにしても設備屋さんの範疇になりますので割愛させて頂きます。
まず、外壁部分モルタルクラックですが基本的に外壁塗装工事を全体的に行うことがお勧めです。どうしても予算が無く何とかしたいのであれば100%原因がそこのクラックだと断定できるならばそこにコーキング打てば止まるとは思いますが、基本的に一か所クラックから雨漏りするのであれば壁の経年劣化は大体全て均等なので次にどこから漏ってきてもおかしくありません。全体的に外壁塗装工事を行いメンテナンスをすることがベストだと思います。
サイディングのシール サイディング・モルタル壁のサッシュ廻りのシールに関しても縦目地は撤去打ち替えして、サッシュ廻りは増し打ちで 露出打ち専用のシールでそこで終わる事も可能ですが仮設足場を組むので外壁塗装工事を行う事をお勧めいたします。シールが経年劣化しているという事はサイディングも劣化しているという事で2.年後に外壁塗装工事を行うと仮設足場がの費用がWで掛かってしまいます。
通常、モルタル・サイディングどちらの場合も下地に透湿防水シートが新築時に入れてあるのでふつうは外壁から雨水が入っても雨漏りはしません。ですが、経年劣化で透湿防水シートが切れていたり、新築時の雨仕舞が甘かったりすると雨漏りは発生します。
瓦の割、ずれ等による雨漏りは瓦屋さんが部分補修で修繕できる場合もありますが、不可能な場合は屋根の吹き替え工事となります。そこらへんは現調してみないと判断できません。コロニアルの場合は下地のルーフィングシートが切れているのでいくら上側のスレート瓦をいじっても雨漏りの問題解決にはなりません。その場合はカバー工法で、ルーフィングシート敷きなおし、ガルバリウム鋼板又は、アスファルトシングルの被せとなります。
すごい台風の翌日によく電話がかかってくるのがベランダ面の掃き出しの窓の下場から雨漏りです。台風の風に舞った雨が長時間吹き付けるとよく起きる現象で、これも新築時ベランダFRP防水とサッシュの下端の雨仕舞の仕方で変わる様です。シールを打ってあげれば止まります。まだこの他にも雨漏りは色々ありますが多いのは上記の物です。
雨漏りでお困りの方は
相模原市で外壁塗装専門のプロフェッショナル川口塗装株式会社にご相談ください。