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2024.01.29
塗装の作業中の注意点①
塗装工事は段取りが8分です。実際に塗る作業よりその前の作業の方が重要と言っても過言ではないでしょう。今日は大まかな塗装工事の作業中の注意点をご紹介していきたいと思います。
塗装工事は 仮設足場組立→高圧洗浄→養生→下地処理→下塗り→中塗り→上塗りと言うのが大まかな流れです。これに付帯部分が入ってきたり、屋根塗装が入ってきたりすることが有ります。
一番最初に注意するべき点は、仮設足場です。以前から申し上げていますが、足場は塗装が出来れば何でも良いというわけではありません。
今は殆どの業者さんがプロの足場屋さんに一側足場を使用して建ててもらっていますが、ごく少数ですが塗装屋さんが自分で単管足場を組んでいるのを見かけます。
単管足場とは鉄のパイプのみで組み立てていくもので昔は結構ありましたが、不安定で倒壊の恐れがある事と、作業性が一側足場に比べるとはるかに悪いので、今は使用している塗装業者さんは少ないと思います。
塗装工事をお考えで、塗装業者さんにお見積りを取る場合は仮設足場の種類を聞いてみたほうが良いと思います。
当然自社で単管で組めばコストは下がりますが、色々な面で考えますと足場は踏み板(アンチ)があったほうが作業性が上がり、風による倒壊も心配しなくて済むので私は一側足場をお勧めいたします。
また、その次の高圧洗浄にしても単管足場の場合のメッシュシートと一側足場のメッシュシートでは家を囲う時の隙間に差が出ます。(当然一側足場の方が隙間なく囲えます)
高圧洗浄は100kg/圧で水を出しますのできちんと囲わないと近隣とのトラブルに発展しかねません。
その次に行う養生が一番塗装に関して重要な作業とも言えます。
この養生とは塗装しない箇所をペンキで汚さない様にビニールで目張りする事です。この養生を雑にせずに如何に丁寧にやるかで塗装工事の出来栄えが決まると言っても過言ではありません。
養生が細かいとこまで出来ていないと当然塗料が入り込み、汚してはいけない箇所(サッシュや竪樋・玄関ドアーなど)にペンキが付いて掃除が大変になる場合があります。
シンナーで落とす掃除で落ちればよいのですが、物によってはシンナーで出来合いの物の色が剥げたり、掃除によってサッシュが傷ついたりするので、養生をしっかりし、ペンキが付くのは最小限に抑る事が必要です。
塗装工事は段取りが大切なのでここまでが一番重要かもしれません。ご自宅を外壁塗装工事するときは塗装業者さんのこの辺を見れば丁寧かどうかわかると思います。
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